ジャージー旅行記(2019.9.15〜9.20)

Jersey旅行の準備

 今年もジャージーJerseyへ行きたいと思って計画を始めたのが3月。とはいえ、Brexitがどうなるのかがわからず心配。前から英国入国は結構時間がかかったりしてトラブルになることがあるが、Brexitの予行演習でパリのEurostar搭乗にとてつもない時間がかかって乗れない事例があるとの報道が3月にあるなど、どうなるかわかりません。どうすべきか悩んでいましたが、英国の離脱日が最長で10月31日まで再延長されることが4月10日にEU側で決定され、今年の夏はこれまでとほぼ同じ状況になることが確実になったので、それから予定をあわてて決定した。
 今年は8月に仕事がいろいろ入っているので、9月中旬から夏休みを取ることにした。Jerseyへのフライトを調べると、また去年と似た状況。あいかわらずヒースローからJerseyへの便はない。ロンドンで一番便利なのは例年通りGatwick空港。例年通りヨーロッパのもう1都市と組み合わせることを考えるが、その都市の魅力とアクセスを考え、今年はナポリに行くことにする。ナポリとJerseyのどちらを先に行くかが、英国入国と関係するのでよく考えなければならないが、日本を深夜出発して早朝にヨーロッパに到着する便を使うことにすると、その日に十分な時間があるので英国入国に十分な余裕を持てると考えた。
 早朝に到着するのがフランクフルトだが、フランクフルトからGatwickに行く直行便はない。ヒースローには飛ぶフライトがあるが、そうするとヒースローからGatwickにコーチ(長距離バス)で移動しなくてはならず、相当時間がかかる。ましてや英国入国に混乱して時間がかかるなんてことを想定したら、接続に相当余裕を見る必要があるだろう。そういうことを考え、ロンドン経由はやめて、フランクフルトからマンチェスターに飛び、そこからFlybe便でJerseyへ向かうことにした。2015年も同じルートで経験があるし、今年と同じ9月で留学生が多い時期だったが留学生以外のレーンができていて、すぐに入国できたのも好印象だった。
 といいつつ、フライトを決めてから気が付いたのだが、今年の夏から入国カードが廃止されたし、日本のパスポート保持の観光客は自動化ゲート(eGate)が利用できるようになったのですよね。それなら入国審査にかかる時間が短くなって、そこまで余裕をもって計画する必要はなかったか・・・。

このページの先頭へ


9/15 Jersey到着

  羽田を出たフライトは朝5時過ぎにフランクフルトに到着。マンチェスター行きに乗り換えようと進むとその示す方向に長い列で先に進めない。しばらく待つが、実はEUへの入国審査の長い列の最後がその通路をふさいでいるのでした。それに気が付いて、そこの横を通過して先に行くと手荷物検査場。F氏は最近足の調子が悪く片足を引きづって歩くことが多いので、それを見た係員が、列が短くて歩く距離の短いビジネスのほうに行けと言ってくれる。ありがたいが、足が悪いように見られたのはショックとF氏。手荷物検査場は過去ないぐらい厳しい検査。荷物を置くところから一人ずつだと言われ、時間がかかる。親方もひっかかったのが胸のポケットに入れていたのを忘れた一個の飴玉。F氏がひっかかったのは小さな金属製のボタン。まあ、なんとか検査は終了。羽田で発券したチケットにはゲート30と書かれていたが、フランクフルトに着いたところで確認したらゲート47に変わっていた。なので、ゲート47に向かう。その途中でドイツ産品の店があり、入り口のシャッターが半分開いていて、そこからのぞいているものが魅力的に見えるとF氏が言って、少し店の前で待っていると、6時半に店が開いて、結局F氏は自分用のお土産を購入。まだ目的地にも着いていないのにねえ。まあ、帰りにもフランクフルト空港を使う予定だが、このターミナルには入れないだろうから、見たときに買わないと買えないのは事実ですが。ただし、実際は帰りにもここを通りました。ゲート47まで行くと、近くに足を投げ出せる格好の椅子がたくさんあり、そこに座る。ゲート47の表示は我々が座った時には何も書かれず、すぐに7時発の別の便が表示される。7時の後に我々の乗る7:55発の飛行機が入る可能性ももちろんあるけど、不安になった親方が情報を確認に行くと、いつの間にかゲートが32に変更になっていた。ゲート32って手荷物検査場から出てきたあたりなのですよねえ。なので来た道をまた戻ることになってゲート32に到着して座って待つ。
 ゲート47近くの店でおいしそうなパンとコーヒーが買えそうな店に人が結構並んでいたのと、我々の欲しい暖かい朝食ではなく冷たい食事しかこの時間はないので、結局コーヒーも飲まず。隣のゲートで出発手続きを見ると、パスポート検査で時間がかかったり追い返されたりしているのが結構いて、混乱している。なんでしょうねえ。我々のゲートもパスポート検査の列ができたのでそこに並んだが、全く問題なく簡単にすんで、でもまだゲートは開かないので、座って待っていてといわれる。そうしてゲートが開くが、すでにパスポート検査を終えた人とまだの人が混在していて、非効率で、我々も先におえたのに飛行機に乗るまでにしばらく待たされる羽目に。この便は機内持ち込みで大荷物の人が多く、最後は7、8人は自分の荷物を足元や頭上の荷物入れに入れられず、パーサーに頼んで機内の先頭のあたりに預ける人が出る始末。我々はそういうのが嫌なので早くに機内に入って荷物を置いたから問題なかったでしたが。そんなこんなで機内に入ってから飛ぶまでに相当時間がかかり、結局20分ほど遅れて出発。次の接続がぎりぎりだと20分も遅れると焦るのでしょうが、時間に余裕があるので心にも余裕がある。
 マンチェスターは雨。気温は11℃だそうで寒いくらい。入国審査に向かうと、e-Gateの対象でない人が多いらしくて、そっちはたくさん並んでいるが、e-Gateには誰もいない状態。前に人がいればどうやるか見てわかるのだが、誰もいないので参考にならず、そばにいた係員に尋ねたら教えてくれて、あっという間に入国完了。これまでの入国審査の長時間待つのが信じられないほど。1分もかからずに入国できるなんて画期的です。すばらしい。おかげで預け入れ荷物が出てくるはるか前に到着して待つことに。荷物も最後のほうに出てきてここで待たされたのですが、入国審査の列で待つよりもはるかにこっちで待つほうが、気が楽です。
 Jerseyに向かうFlybe便が出るのはTerminal 3なので、到着したTerminal 1から移動。小雨が降る中、屋根があるところとないところが混在する通路を通ってTerminal 3に歩いて移動。チェックインカウンターに行ってFlybeにチェックイン。無人化されたチェックインカウンターもあるが、なれていない我々は人がいるところのほうが確実なので、そこでチェックインして荷物を預ける。預け終わった後、係員にF氏の手荷物のサイズをチェックするように言われ、ほんの少しサイズが大きいことが判明。Flybeは手荷物の許容サイズがほんの少し小さい55cm x 35cm x 20cm なのでした。それに気が付かなかった。JALもANAも国際線は55cm×40cm×25cmかつ三辺の和が115cm以内なんですよね。F氏は仕方なく手荷物で持ち込む予定の小型スーツケースも預け入れることになり、35ポンドを追加でカードで払うことに。そこではこっちも突然のことで混乱していたのだが、預け入れたあとで冷静になると、この手荷物の中にF氏は思い入れのある大事なものが入っていることを思い出す。F氏は以前ほかの空港だけど預け入れたスーツケースのカギを壊され、中身を盗まれたことがあったので、急に心配になったがもう遅い。しかも、F氏の薬もそこに入っていて、長時間フライトなどで飲むべき薬をまだ飲めていなかったF氏は、体調面でも不安になる。
 手荷物検査ではまたF氏を見て優先レーンに通される。ここはフランクフルトほどは厳しくはなかった。まだまだ時間があるので待合室に座って待つが、F氏は荷物が気になって仕方がない。ご飯を食べようかとも思うが、以前も食べたことのあるパブは11時半までは朝食メニューしかない。ほかにイタリア料理屋もあるが、その後にイタリアに行くので食べる気にはならない。11時までは待合室にいて、11時にパブに行き、まず席を確保しないといけない。混んでいるが、なんとかちょうど席を立った人を見つけてそこを確保。まだ朝食メニューしかないので、Bacon Barm(5ポンド)をひとつと地元のエールを2杯もらって、11時半まで待つ作戦。Barmというのは北イングランドに特有のパブのパンで、ホップを使って作るのだとか。ベーコンをそのパンで挟んだだけのシンプルなものだが、塩味が利いていて結構おいしかった。11時半になって、F氏はチキンとWild Mushroomのパイ。親方は、レンズ豆ともうひとつなにか豆のカレーをもらう。それにエールをおかわりして。最近イギリスでもちゃんとした食事のパイを出す店が少ないと嘆くF氏だが、このパイは気に入ったよう。つけあわせの大量のマッシュポテトと同じようにつぶしたグリンピースもおいしかったとのこと。親方のカレーにはライスもナンもついている。結構スパイシーでこれもおいしかった。食べ終わって12時過ぎ。結構パブで空いている席を探している人も多いので、パブで出発時刻まで待つのではなく待合室にて待つことにする。相変わらず直前まで出発ゲートの場所を表示しないのは問題だねえ。特にF氏は早くは歩けないので、遠いと移動に時間がかかるのです。
 チケットにゲートオープンと書かれていた13時5分の10分ほど前にゲート情報が出て、そっちに向かう。まず通路の自動化ゲートでフライトチケットを読み込んでから目をカメラで読み取るが、相変わらずF氏はひっかかる。今回の機械では足型の位置に立ってカメラを見ても、四角の枠の中に顔が収まらないのが原因だとよくわかる。身長が低いからですね。係員に人力で確認してもらってOK。それからゲートまで歩いていく。この便は小さな飛行機だが、車いすの高齢者が3名乗り込むので、優先搭乗に時間がかかる。なにせタラップを登って乗り込むのでねえ。そのため出発予定時刻を過ぎても乗れず。ようやく乗れると思ったら、後ろの席のほうから順番に乗せる。これが珍しく厳しく見ていて、前のほうの人が先に乗ろうとすると拒否されていた。まあ、小さな飛行機で通路も狭いので、前のほうの席の人が先に行って荷物をあげたりしているとその後ろの人はしばらく待っていなければならず、時間がかかるからねえ。我々は最後のほうに乗る。先ほどの雨は上がっていたので、乗り込む際に濡れなくてありがたい。前のフランクフルトからの便などは機内持ち込みの荷物が入りきれないほどだったが、この便は機内持ち込みのサイズを厳しく規制するなどしているせいか、それともビジネスでJerseyへ行く人は小さな荷物で十分なせいか、また積極的に係員が小さそうな柔らかそうな荷物に席の下に入れるというタグをつけていたせいなのか、いずれかはわからないが、機内持ち込みのスペースはだいぶ空いている状態だった。
 定刻から15分ほど遅れて出た。F氏は薬が切れていたのでつらそうだが、どうしようもない。早くJerseyについて荷物の中の薬を飲むしかない。そのF氏もJersey島が見えてくると、もうすぐだということで、少し気力も出たようだった。出発は遅れたのに、到着は定刻より10分早かった。これはJersey便では結構ある話。実飛行時間よりも飛行場内で移動していたり待っていたりするほうが長かったりする場合もあるからね。ターミナルに入りしばらくして待っていると荷物が出てきた。F氏の機内持ち込み予定のスーツケースは壊れ物Fragileだと言っておいたので、一番上になっていたようで、一番に出てきた。それでF氏はすぐに大事なものが紛失していないことを確認し、薬を飲むことができた。これで一安心。その間に残りのスーツケースも拾い上げた。薬を飲んでそんなにすぐに具合がよくなるわけではないので、もう少し空港で休む選択肢もあったが、すぐにタクシーでホテルに向かうことにする。その前に空港のキャッシャーで現金を引き出す。マンチェスターで引き出すこともできたのだが、去年までの続きで来年春にはこれまでのイングランド銀行発行の20ポンド札が使えなくなるとネットで読んだので、来年にイングランドの20ポンド札を残したくない。もちろん銀行に行けば代えてくれるそうだが、面倒なのでねえ。Jerseyの20ポンド札はJerseyでしか使えないけど、来年も使えるだろうし。
 Jerseyは快晴で日差しも強く、暑いくらい。タクシーに乗ってホテルへ。ホテルはいつものFort d’Auvergneホテル。タクシー料金はいつもより高くなったようだ。過去には空港からホテルまで20ポンドにならなかったように覚えているが、20ポンドを超えたので。ホテルのフロントはケニアから来たという初めてだと思う人。またバルコニーの部屋を予約していたが、今年は二階の24号室。初めての部屋ですね。二階のバルコニー付きの部屋の端で、ほかの部屋よりも若干広めでありがたい。スーツケースを置いたりするのも十分広くてやりやすい。
 荷物を展開して引き出しなどに詰め、水を買いに出る。いつものHavre des Pas通りの角の店に向かうと、Havre des Pasのプールの前でなんと、いつも行くタイレストランPark Houseのママが歩いてくるではないか!Jerseyは狭いねえ。会うや否や、火曜日においでね、と言われる。えええ、火曜日?だってPark Houseは火曜日休みなのに?そうすると、「日月を休みにしたんだ。だから、火曜日においで!」だそうな。今年も行く気だったけど、休みの火曜日を避けていくつもりだったのに。まあ、よい情報をありがとう。
 角の店は小さいのに大混雑。日曜日で良い天気なので、気温が20度ほどだそうだけど、暑いくらいだから、海やプールで遊んでいる人も多いから、水だのなんだのを買いに来る客がいっぱいいた。水の大きなボトルを4本買ってホテルに戻る。部屋からWifiもつながることを確認。スマホは去年設定してあったのでそのままつながる。以前のようにフロントに行かなくてもつながるのは当たり前だけど便利でありがたい。急ぎのメールがないことを確認するなどしていると、睡魔に襲われる。そうだよね、飛行機の中であまりよく寝られなかったし、こっちの夕方5時は日本の深夜1時なんだから。でもここで寝たら時差ボケが解消しない。5時半まで待って、去年も行った、ホテルの斜め前にあるポルトガルレストラン Moitas Bistroに行く。おいしく食べて睡魔が襲ってきたので、ホテルに帰って8時ごろには就寝。

ホテルの24号室のベランダから見て

このページの先頭へ


9/16 

 前の日に早くに寝たのもあって、夜中に目が覚めてしまったが、しばらくしてまた寝なおして6時半ごろ起きる。今朝は雲が多いが、ベランダから見る朝焼けがきれい。天気予報やニュースを見ようとテレビをつけると、なぜかBBCだけ見られない。フランスのテレビ局まで複数映るのにBBCはラジオも含めたどのチャンネルも電波が弱いかきていない、と書かれて表示されない。うむむ、なぜでしょうねえ。BBCしか見たことがないので、どこを見ていいかわからず、結局テレビは見ないことに。まあ、天気予報はネットでもわかるからね。8時に朝食に行くと、今年はまた少し朝食がかわっていた。まず、いつもはテーブルにパン皿とバターナイフがセットしてあったのに、今年はセットされなくなった。パンを食べずにシリアルなどを食べる人が増えているのでしょうか?また料理は、前は一日交替で出ていた甘い豆とマッシュルームの両方が出ているとか、ブラッドブルストも毎日あって、品数が増えた。味は基本的に変わらないけど。テーブルにクロスもかけなくなった。相変わらずこのホテルは9月になると高齢者ばかり。
 バスが混む前にと、さっさと朝食を食べてバス停へ。さすがに9時前なのでバス停には誰も待っておらず、バスも問題なく乗れる。今年から3日券がバス内でも買えるというので、購入。二人で42ポンド。バスステーションまで行って、バスの時刻表を入手し、9:15発の3番のバスに乗る。Durrell行きのバスは満席になることが多いが、さすがにこの時間なら早いので満席にはならず。といっても座れずに立っている人もいましたが。バスの中では、あそこが変わったとか、牛がいるとかいないとか、あの植物は何だなど、外を眺めて楽しむ。9時50分ごろにJersey Zoo(Durrell Wildlife Conservation Trust)に到着。動物たちをのんびり見て、お土産も買い、3時15分発の13番のバスでバスステーションに戻る。そこから1番のバスホテルへ戻る。このころには高校生らが帰宅の時間のようで、バスにも制服姿の高校生がたくさん乗っていた。いつも夏休みに来ているから、こういう風景は見ることがなく新鮮。ホテルに帰って、シャワーを浴び、F氏が洗濯をして、ばたばたしていたらもう夕飯の時刻。今日は日本からメールで予約していたいつものLa Capannina。いつものようにバスに乗ろうとバス停で待っていたら、昨日行ったMoitas Bistroのオーナーが窓際の客を接客中なのにこっちに大きく手を振る。去年もですが、なんでしょうねえ、彼は。接客をちゃんとしないで怒られないのですかねえ。バスに乗ってSnow Hillで降り、店までウィンドウショッピングをしながら歩く。7時過ぎにLa Capanninaに入店し、料理もお酒もサービスも大満足でした。タクシーでホテルに帰って寝る。

Jersey Zooの入り口にあるゴリラ像

このページの先頭へ


9/17 

 時差ボケか3時ぐらいから寝られず。4時半くらいには起きだして、この日記を書いたり、ネットで仕事のメールをチェックしたりする。今朝も曇り空で涼し目。8時に朝食。やはり一日おきのメニューではなく、毎日同じものが出るみたい。9時半過ぎに部屋を出てバス停に向かうと、バス停には多数の客が待っている。こりゃ、1本は待たないと乗れないなあと思っていると、実はそこで待っている人の大多数は通常のバスではなく、ホテルまで客を拾いに来る観光バス会社を待っている人たちでした。以前だとその人たちはホテルの出口近くで待ち、バス停付近で待つ客とはある程度分かれているのだが、今日は分かれていなかったようだ。しかも2社のバスがそれぞれバス停前に止まったところへ、1番のバスがやってきたから、大混乱状態。まあ、乗れて座れたから問題なかったけど。中心地の近くで降りて、スーパーマーケットへ。ここでカップスープや調味料などを購入するも、F氏が欲しかったリークのカップスープが見つからず、もう一軒近くのスーパーへ行ってもやはりない。そこでF氏と別れ、F氏はいつものMonsoonへ。親方は、リークのカップスープ探しと、ゴリラ像探し。ゴリラ像はいくつも見つかったが、リークのスープはあちこち探しても見つからず。どうしたのでしょうねえ。MonsoonでF氏と合流。気に入ったものがいくつか見つかったようです。このころには天気も回復して晴れる。よかった。もう少し街中をうろうろして、違う店でF氏はミッフィーのお弁当箱を購入。なぜここで?とも思いますが。それから毎年行っているタイレストランPark Houseへ向かう。おいしくご飯を食べてホテルまで歩いて帰る。昼から飲んだので眠くなり、2時半ころから4時半ごろまで眠ってしまう。F氏はもっと6時くらいまで。時差ボケではなく、お酒のせいと言い訳をしながら。7時半前に、一昨日行ったMoitas Bistroに行く。おいしく食べて飲んで、また来年と言ってホテルに歩いて帰り、寝る。

Liberation Square

このページの先頭へ


9/18 

 天気予報によれば今日と明日は快晴らしい。実際に朝6時前にバルコニーに出ると、月も星もよく見えた。結構早朝は曇っていて8時くらいから雲一つなくなるって日が多いイメージなんだが、6時から快晴とはよいですね。7時過ぎにお散歩に出かける。プールに行くと潮が上がってくる途中。ホテルのほうを見たり、プールを見たりのんびり過ごし、Havre-des-Pasのゴリラを見たりして8時過ぎにホテルに戻って朝食。ゆっくり食べて部屋に戻り準備などをしてから9時45分ごろに1番のバスに乗りバスターミナルへ。今日も1番のバスは満員ではなくちゃんと乗れてよかった。バスターミナルで10:35の8番のバスに乗ろうとしたが、まだ40分ぐらいあるので座って待っていると、10:15ごろにはゲートの前に並ぶ人が出始めたので、立ってその列に並ぶと、あっという間に長い列に。バスが来て乗り込むが、全員は乗れなかったからたぶんもう一台出たのだと思います。8番はWar Tunnelを経由して島の北西部に行くバス。そこからトレッキングをしたい人が多数乗っています。この一本前は2時間前だから、これが混むのも仕方がないのかも。しかし、島の北西部で海岸沿いは走らず、眺めはよくないので、次回はこのバスにはのらないな。終点まで行って、そのまま同じバスに乗って、St Ouen Villageで降り、そこの前にあるスーパーでもスープを探すがやはりない。20分ほど待って、12番のバスに乗ってJersey Pearlに12時前に到着。F氏が気に入ったものが4つあり、悩んでいたが、結局1つに決めて購入。それからJersey Pearlのカフェでお昼。おいしくたべて、このあといつもならコルビジェ灯台に行くのが普通だが、今年はそれはやめてバスから眺めるだけにして、バスステーションに戻る。一度ホテルに戻って購入したパールを置いてからまた遊びに行こうかとも思ったが、バスの混み方からしてホテルの前から乗っても座れそうもないので、パールは心配だが持ったままでGorey Pierまで1番のバスに乗っていく。この時間は潮が引いていて、岩礁がずっとさきまで続いていて、バスから見ていて飽きない。Gorey Pierでしばらくのんびり見て、また1番のバスで戻り、ホテルへ。シャワーを浴びてからシャツなどを洗濯し、バルコニーの外から見えないあたりにロープを張って洗濯物を干すと、まだ西日があって、短時間でも日に当てることができた。6時半過ぎに洗濯物も取り込み、着替えていつものバスで街へ向かう。今日はの定休日なのでバス停にいてもMoitas Bistroの店主Joeが手を振ることはない。今日もLa Capanninaは料理もお酒もおいしく、満足。ホテルに帰って寝る。

Havre-des-Pasの海岸

このページの先頭へ


9/19 

 Jerseyで遊べる最後の日。どこで遊ぶかですが、いろいろ考えて、ホテルのバルコニーで海を見て過ごすこととする。遅めに起きて8時半過ぎに朝食。明日は早く出るので最後の朝食です。9時45分ごろにホテルを出て、バスステーションとは反対方向の1番のバスに乗る。一日券を購入(8ポンド×2人)。さすがにこの時間はそれほど混んでいない。潮は一番満ちているに近い時間帯で、昨日と同じルートだけど全然眺めが違うのが面白い。Gorey Pierに着いて、少しGorey Castleから離れる方向に歩いて、満潮とお城をしばらく眺めてすごす。それからまた1番のバスで戻り、中心部の近くのSnow Hillで下車。そこからすぐのパイやサンドイッチを売っている店でお昼を買うことにして、いろいろ吟味。チキン&ハムのパイと、ソーセージロール、それにバゲットにフェタチーズとビートルート、玉ねぎ、トマトを挟んでもらう。それにチップス(日本でいうフライドポテト)。また近くのスーパーに行って、安ワイン(スクリューキャップで簡単に開くやつ)と、クリスプス(日本でいうポテトチップス)を購入し、またSnow Hillのバス停へ。ここからバスに乗ろうと思ったら、バス停でタバコを吸っている未成年者が合計四人もいて、煙たい。しかも、そういう時に限ってなかなかバスが来ない。困ったものです。やっときたバスで次のバスステーションまで行って1番のバスに乗り換え、ホテルに戻ってくると12時半ほど。
 部屋に戻ると、まだ部屋の掃除がされていない。困ったねえ。まあ、バルコニーで食べていれば部屋の掃除をしてくれていても邪魔にならないだろうと、「Ready for cleaning」の札はドアの外に出したままバルコニーでお昼にする。ここでお昼を食べると、カモメが狙いに来るのが予想されるのだが、なぜか全く姿かたちを見ない。今年は全体にカモメの数が減っているように思うのですが、なんででしょうねえ。まあ、カモメが来ないのは平和でありがたいのですが。普通にサンドイッチはおいしかった。ハムとチキンのパイはチキンの味はほとんどしない。ソーセージロールは定番の味。クリスプスはよく見なかったので、開けてみたらポテトではなく小麦で作ったものでした。まあ、面白かった。食べ終わっても掃除は来ない。なのでフロントに掃除はいつしてもらえるのか聞きに行こうと部屋を出たらスタッフと出くわす。その人は掃除の担当者ではないけど、すぐに掃除をしてほしいと頼むと、担当者にそう伝えると言ってくれた。結局それから少しして2時すぎに掃除の人が来た。我々はバルコニーにいるので掃除をよろしくと頼み、バルコニーで待っていると、20分弱で掃除は終了。床に掃除機とかはかけないのですねえ。最後にバスルームから部屋まで歩きながらなにかスプレーを撒いて出て行ったが、どうやら殺虫剤を撒いていたらしい。たしかに、蛾とか虫が部屋に入り込んではきましたが、殺虫剤が強烈で部屋に入るのをためらわれる。バスルームの窓を大きく開けて部屋を換気してしばらくしたらやっと部屋に入れる状態になった。また洗濯をしてバルコニーの陰に干し、明日の朝までに乾かそうとする。風があるし、しばらくは日も当たるので乾くだろうと。これをしたかったので早くに部屋の掃除をしてほしかったのです。明日の朝の出発のために詰められる荷物は詰めたりして、あとはのんびり部屋とバルコニーで過ごす。夕方にフロントにいって聞くと、今年は全額を事前に払っているし、追加料金もないので、明日早い時間の出発でもチェックアウトを前の日にしなくても問題ないとのこと。なるほど。明日の朝7:15にタクシーの予約をしてもらう。いつものおいしい朝食は食べられないが、コンチネンタル、つまり紅茶とパンぐらいなら出せるぞと言われ、明日の朝6:45に食堂に行くことで話をする。シャワーを浴びて着替えてから、また1番のバスに乗って、La Capanninaへ。今日はバス停で待っていても、Moitas Bistroの店主は顔を見せなかった。La Capanninaは今日も混んでいたけど、その中でわざわざTinoはF氏のためにクレープシュゼットを作ってくれる。最後の夜だからねえ。今年も満足しました。また来年と言ってタクシーで帰る。

このページの先頭へ


9/20 

 夜中にF氏がせき込んで体調不良。昨日タバコの煙にやられたからねえ。なので予定より早めに起きてしまって、あせらずゆっくりと最後の荷物づくり。早めに終わって、バルコニーから外を眺めたりして、6:35には荷物をフロントまで下す。すると、夜勤の人はいたのだが、すぐに昨日もいたマネージャーがどこかからやってきて、その夜勤の若い人と交代。どうやら我々のために早く出てきてくれたらしい。ありがたいことです。食堂で紅茶を出してくれ、またパンを焼く機械のスイッチを入れて温めてくれる。しかし、パンを焼こうとしたら、通常は焼かれたパンは斜めになった金属製のプレートの上を滑って前に出てくるのだが、それを設置し忘れていて、焼けたパンは後ろにボトリと落ちるだけ。あわててマネージャーはそれは回収して、金属製のプレートを設置するも、今度は焼けた後にその金属製のプレートとの間で挟まって滑ってこず。マネージャーだから普段はこんなことしないんだろうねえ。ありがたいことです。パンと紅茶をいただいて元気を出して、7:15に来たタクシーで空港へ。
 朝早かったので渋滞はなく(反対方向は渋滞していたので、タクシーの運転手はその渋滞の中を帰らないといけないんだと嘆いていました)、スムースに空港に到着。去年のタクシーは、来年(つまり今年)に出発と到着のターミナルが別になると言っていましたが、全然なっていません。BAのカウンターに行ってチェックイン。買い物で2人の荷物が3つに増えたので、その追加料金をカードで支払う。手荷物検査をして中に入る。今年はホテルでパンを食べたので、ここで朝食を食べる必要がなく、待合室でしばらく待つ。よく見ると、水が出て容器に水を詰める場所が設置されていた。これはありがたいですね。検査のために毎回水を捨てさせられるので、中に入ってから水を買わなくっちゃいけないので。これで持っている空のペットボトルに水を詰める。定刻にアナウンスされ、ほぼ定刻に出発した飛行機はGatwickに定刻の5分ほど前に到着。荷物はナポリまで直送されるので、荷物は拾わずに外に出る。
 South Terminalに到着したのだが、次の我々の乗るBA便も同じターミナルから出るはず。ところが、到着して出てきたところの周辺には、その確認をできる表示がひとつもない。到着便の情報だけはあちこちにあるのだが。まあ、違ったら言われるよねと、出発のほうへ向かう。自動機でチケットを読み取り、目を撮影してから、手荷物検査。Jerseyよりは厳しいが、特には問題ない。水などを買ってから、12:07にゲート番号が出るとの情報だけ見て、お昼を食べようとする。パブでF氏の好きなパイなどを食べようとしたが、パブの席がいっぱいで空席が見つからず。しばらく待てば見つかるのだろうが、時間にそれほど余裕があるわけでもなく、ほかでラップのホットチキンと、ラップのカレー味のもの、それにスープにポリッジを購入して、待合席で食べる。暖かいものが、時間が短い中で食べられてよかった。食べ終わったらもうゲート番号が出る。ガトウィックは広いのでゲートが遠いと大変だが、近くてよかった。ほぼ時刻通りにナポリ行きの飛行機は出発。

このページの先頭へ

ジャージー旅行記トップページ