正式名称はSt Matthew's Churchというが、俗称のGlass Churchの方が通じる。現在も実際に使用されている比較的新しい教会。St.HelierとSt.Aubinの間でバスも、8番、9番、15番、28番と多数この前を通過する(2022年)。毎年ここで乗り降りする人が多いとは思っていたのだけど、なんでだか今年まで知りませんでした。親方が毎年愛用していたガイドブックInsight Compact Guide, Jerseyにもここは掲載されていない。しかし、今年港に着いた時にもらってきたJerseyの無料の案内を眺めていたら、ここがでていて、ようやく正体がわかった。Glassってのはただのガラスではなく、ルネ・ラリックのガラスなんですね。それだから多くの観光客が訪問するのです。
ここは実にすばらしい。ラリックのガラスまみれの教会です。いろいろなものがガラスでできています。入り口の扉の像がほかの目的に作られたのだが、最終的にこの教会に寄贈され、その後もさまざまな経緯からラリックのガラスの教会ができたのだそうな。なにせ正面の大きな十字架までラリックのガラス!実に簡素で清冽なガラスの教会で、実に印象的でした。古い荘厳な教会もいいけど、非常に印象深かった。ここは一見の価値あり!