Corbiere Phare Restaurant(ジャージー旅行記)

 ジャージーJersey島の南西端にあるコルビエ灯台 Corbiere Lighthouseのバス停の近くにあるレンタルアパートCorbiere Phare Apartmentsにあるレストラン。

 2012年に雨模様の中、12Aのバスに乗っていると、Corbiere Lighthouseのあたりで天気がよくなったので、ここでバスを降りてCorbiere Lighthouseを見に行った。しかしまた途中で降りだしてきた。傘は持っているが、風が強く、少し濡れてしまった。そこで、ここでお昼ごはんを食べることにした。

 まだ12時と時間も早く、だれも客は入っていないので、、Corbiere Lighthouseのよく見える窓側の席に案内される。グラスシャンパンを飲みながらメニューを吟味した結果、F氏は、King PrawnのTenpuraという前菜と、メインにポーク。親方は、チキン・アボガド・ベーコンのサラダに、タラのグリル。どれもおいしかった。F氏のTenpuraは、日本的にはフリッターだが、Tom Yam味というのが面白く、親方も一つもらったが、おいしかった。サラダも、こういうときのチキンはぱさぱさで味気ないものが多いが、ジューシーなチキンがおいしく、アボガドやベーコンもうまくサラダとあっていた。ポークもタラもおいしく、F氏が大きなポークを全部食べたほど。2種類のポークがそれぞれおいしい。タラも特別おいしいとまでは言わないが、満足いくレベル。ただ、盛り付けは斬新すぎる。円柱状の大きなマッシュポテトの上にタラのグリルが乗っているが、タラを下さないとこのままでは食べられない。その後、珍しくデザートももらうことにして、アイスクリームを食べ、食後にポルトをもらっていい気分。

 期待した以上においしく、またいつかここで食べてもいいと思った。特に灯台の夕日が沈むのを見ながら、食事をするのは楽しいだろう。帰りにバスで帰るか、タクシーで帰るかすればよいのだから。

Corbiere Phare Restaurant
Corbiere Phare Restaurantの外観

このページの先頭へ


 2016年もCorbiere Lighthouseを見に行ったが、天気が良くなく、いつ降っても不思議ではない状況で、しばらく灯台を眺めていると小雨が降ってきたので、レストランCorbiere Phare Restaurantに戻ってお昼ご飯にする。このころには少し雨が強くなってきて、レストランにいる間に結構強く降った。ここに来るときはいつも雨だねえ。

 F氏は前菜にTuscan Vegetable Tartletというもの、メインはTraditional Madeira EspetadasというもののBeef & King Prawns、親方は前菜にホタテ貝二種のうち、Seared scallops, boudin noir, garden pea and mint pureeというもの。メインはVegetable Stir Fryでwith Steamed Riceも選べるがRice Noodleを頼んでみる。ホタテ貝のboudin noirはブラッドソーセージですね。これとホタテが一緒に出てきたが、おいしいホタテだった。野菜の炒め物はなかなか面白い。甘めで少しだけ辛みもあるソースで、豆腐、ブロッコリ、ズッキーニ、パプリカ、豆類、人参などが炒まったもの。おいしく食べられたし、面白かった。特に野菜不足の日にはいいかもと思った。F氏のトスカーナ風の野菜のタルトってのは、本物を知らないのでよくわからないが、おいしい野菜料理だったらしい。Traditional Madeira Espetadasというのはその後もいくつかのレストランのメニューに見たので、こっちで流行っているのではないかな?ビーフとエビを金属の串に刺して焼いたものをつり下げて出してきて、客が一つずつくしから外して食べるが、くしの上側からバターの溶けたのか何かが少しずつ流れ落ちてくるのが印象的。味は余計なものがついていないシンプルなもので、素材の味がそのままよくわかる調理法らしい。F氏には珍しくたくさん食べていた。あまりに料理の出来が良かったので、めずらしくデザートももらってみる。F氏がチョコレートブラウニー、親方がタルトタタン。これが待てど暮らせど出てこない。客はほとんどいないので、忘れられたのかと思ったら、30分ほど待ってでてきた。これが実に素晴らしい出来栄え!作っていたから時間がかかったのでした。なので出来立てで素晴らしい味!このデザートだけを食べにここまで来てもいいくらいの味でした。ただ、時間がかかるの一言くらいあってもよかったなあ。 美味しく食べている間に雨は止んだのもありがたかった。

Tuscan Vegetable Tartlet
前菜のTuscan Vegetable Tartlet

ホタテ貝とブラッドソーセージ
ホタテ貝とブラッドソーセージ

Traditional Madeira Espetadas
Traditional Madeira Espetadas。こういう形でサーブされてきて、自分で串からはずして食べる。一番上のアルミホイルの下にも隠れていて、店の人にここにもあるよと教えてもらうまで気がつかなかった。
野菜の炒め物
ベジタリアン用のメイン料理、野菜の炒め物。このところ野菜が足りないと思っていたので頼んだのだが、メインとして量も十分あったし楽しく食べられた。
チョコレートブラウニー
チョコレートブラウニー。出てくるのに時間がかかったが、F氏絶賛。

タルトタタン
タルトタタン

このページの先頭へ


 2017年もここでお昼にすることに。天候が怪しく、11時半ごろに店に入ってランチを食べたいというと12時からと言われるが、それまで座って待っていてよいとのことで、窓際の席に座る。バーはやっているので、プロセッコをもらって、メニューを眺めて待つ。12時5分前に、5分前だけど決まったなら、と言ってオーダーを取ってくれる。
 F氏は前菜にクリスプダック&マンゴーサラダ、メインはジャージーミルク味のムール。親方は前菜にベジタブルのTEMPRA、メインは鯛の仲間Guilt Head Breamのグリルにする。デザートがF氏はティラミス風味のパンナコッタというもの。親方がPoached Pear。クリスプダックは野菜などがたっぷり入っておいしかったとのこと、マンゴーはドライマンゴーだったそうな。野菜のてんぷらは、てんぷらではなくフリッター。これをスイートチリソースで食べるのはなかなかよかった。野菜はズッキーニとかカリフラワー、ビーンなど。ムールはF氏の好物で、毎年Jerseyで一度は食べたいと言っているもの。量も多く、満足したようです。親方の鯛は美味しい白身魚でした。小ぶりの魚一匹の丸ごとグリルでした。それに付け合わせの野菜はさっきてんぷらで見たのと原則同じもの。それはちょっと芸がないねえ。パンナコッタは触感がパンナコッタで、味や香りがティラミス風で、ちょっと割り切れないものを感じたそうな。親方のデザートは洋ナシ。甘すぎずに結構おいしかった。

このページの先頭へ


 2018年もベンチからしばらくコルビエ灯台を眺めてから、近くのここで昼食を食べることにする。窓際の席に案内され、プロセッコを頼んでメニューをもらうと、なんとコピー!なんで?前はこんなことなかったのに。安っぽいねえ。メニューを眺め、F氏は前菜にゴートチーズにパン粉をはたいて焼いたもの、メインはポークチョップ、親方は前菜はアボカドサラダ、メインは野菜のカレーにする。ゴートチーズは美味しかったそうだが、ポークは焼きすぎで硬かったそうな。ナイフで切るのも苦労していました。親方のほうは前菜もメインも可もなく不可もなく。前はもう少し面白かった記憶があるが、それよりも普通になったと思う。
 それより、多数の客が来るらしく、スタッフがずっとバフェの用意のテーブルや皿を出したり、テーブルを動かしたり、いすを動かしたり、植木を動かしたりせわしない。それも一度動かして、また動かしてというように計画性が全く見えない。お昼に団体が来るのかとみていたが、2時半すぎても誰も来ない。よく聞くと、夜に120人の宴会なんだそうな。なんで夜の宴会の準備を客のいる昼の時間にやるのかねえ。料理も含めてこの店の評価が下がった。場所はいいのにねえ。

このページの先頭へ


Corbiere Phare Restaurant公式ホームページ

ジャージー旅行記トップページ