The Old Court House Restaurant (St. Aubin)(ジャージー旅行記)

 The Old Court Houseは港町St. Aubinにあるレストラン。Jerseyの首都St. HelierはSaint Aubin's Bayという湾の東端にあるが、同じ湾の西端にあるのがこの町St. Aubin。今はなくなったが、St. HelierとSt. Aubinの間に鉄道が走っていた。
 2016年に新しい店で食べてみようというのと、バスでは何度も通るが一度も歩いたことがなかったので、St. Aubinの町でお昼を食べてみようということになった。St. Aubinのバス停で降りて、レストランの前に表示されているメニューを順番に眺めていった。いくつか面白そうなメニューがあった中で選んだのが、このThe Old Court Houseという店。ホテルでもあるし、レストランとして食事も可能。バス停からは海沿いの道をずっと歩いていって一番奥に位置するレストラン。ハーバーに面している屋外に席をもらう。屋外の席の一段上がったところには犬用の器が床に置いてあったりした。2022年にも犬連れの客が食事にきていた。
 ここは歴史がある建物で、大昔はこの地域の裁判所がここにあったという。だから、この名前なんだとか。
 なお、2022年まではこの店の名の入ったURLのWebだったが、2023年に気が付くと麦酒醸造会社のLiberationグループの中のURLに変わっていた。買収されちゃったんだねえ。

The Old Court House
The Old Court Houseの全景。奥の白い建物がホテル。右手前の建物がパブ。

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 2016年はざっとメニューを眺めて、F氏はテリーヌにPiccalilliピッカリーリのソース、メインはサーモンとムール貝とホタテのグラタン、親方は前菜にOyster Mushrooms on Toast-With Fried Duck Egg & Crispy Pancettaというもの、メインはCrab Linguine, Bak Choi,Ginger,Chilli &Spinachというものにする。どれも変わっていて面白かったし、美味しかった。特に親方の前菜はすばらしくできのよい料理だった。ただ、メインのリングイネは、カニの味も香りもほとんどなく、ひたすらGingerとChilliの味が目立っていたのは問題。特に生姜の味が強烈で辛い。おいしかったけど強烈すぎて、食べられない人もいると思う。

前菜のテリーヌ
前菜のテリーヌ

Oyster Mushrooms on Toast-With Fried Duck Egg & Crispy Pancetta
前菜のOyster Mushrooms on Toast-With Fried Duck Egg & Crispy Pancetta。小食の人ならこれだけで軽い一食になるくらいボリュームもあるし、満足感もある。
サーモンとムール貝とホタテのグラタン
サーモンとムール貝とホタテのグラタン

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 2022年にも再訪。12時を過ぎたところでまだ客は誰もいない。手前のパブの入り口で声をかけて外で食べたいというと、いす用の座布団を二つ渡されて、どこでも好きなところにと言われる。本来は外にあるいすにはそれを取り付ける作業があるのだけど、まだそこまでできていなかったようで、その後一つ一つのいすにそれが載せられていく。
 料理は前回のものとずいぶん変わってクラシックな料理が多くなったようです。プロセッコを1本もらい、前菜は、普通の生ガキ3個(チリソース付き)と、スカンジンビアンの生ガキ3個をもらう。もうひとつ揚げたというベトナム風というのもあったけど、生ガキが食べたかったので。このスカンジナビアン風(レモンとディルとケッパーだったかが少し)はなかなかおいしかった。あとレモンが焼かれているのが面白いけど、まろやかな酸味にしたいのですね。あとで調べると、必ずしもスカンジナビア風というのは一般的ではないようだが、BBCのWebにScandi-style oystersというレシピを見つけたので、英国だけでの呼称かもしれない。メインはF氏はカニのサンドイッチ(時価で、この日は14.50ポンド)、親方は今日の市場の魚のグリル。今日はスズキでした。いずれも地元の海の食材を使っているのが好印象で、おいしかったです。少しずつほかの客もやってきて結構にぎわっていたのですが、我々のメインと同じものを注文している客も多かったでした。もう少し何か欲しいなとデザートメニューをもらうと、チーズの盛り合わせがあって、それにポルトが合うぞ、どうだ、と書かれていてこれをもらう。チーズはサイズが2つあって大きいほう(14.80)ポンドを二人で食べたけど、さすがに食べきれない量。だけど特にポルトとよく合っておいしかった。ついてきたチャツネとリンゴも定番とはいえ、チーズにぴったりだった。持ち運べるカードの支払い機がないのか、支払いは店内でだった。

前菜の生ガキ
前菜の生ガキ。手前がスカンジナビア風。奥が普通の生ガキ。

メイン
手前はカニのサンドイッチとチップス。奥が焼いたスズキ。

チーズ
チーズ

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 2023年にも再訪。ほかではたばこの害があるので大概は室内で食べるが、ここではいつも外で食べている。1時半と少し遅い時間で、たくさん食べると夜に影響しそうなので前菜を食べずにメインだけにして、シャンパンを1本もらう。F氏はクラブサンドを頼もうとしたら、いまはカニのシーズンじゃなくて入荷がないのでできないといわれる。そういえば全く同じやり取りを過去にもしたねえ。
 それでF氏はチキンを、親方はビーフのベトナム風の麺サラダに。麺というのはもしかしたら英国人の好きなくたくたの炒麺かとおもいましたら、違いました。細いビーフンの入ったサラダの上に焼いたビーフが乗ったもので、とくに強い味をつけていないビーフがおいしかったです。食べ終わってデザートをどうしようかって時に雨が降り始めて、あわてて屋内に移動する。中に入っていたら、天井から雨漏りが!ぎりぎりで影響がなかったからよかったけど。チーズプレートとポルトをもらって楽しむ。食べ終わるころには雨が止んだ。


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 2024年は13時過ぎに行くと、結構客は入っている。どこでも座っていいというので、屋外に席をとる。いつもは外の席はたばこが嫌なのだが、この店ではいつも外の席を選んでいる。食事メニューを持ってきてくれて、すぐに飲み物のメニューも持ってきてくれる。後でわかったのだが、店の人が去年も来ていた客だと覚えていてくれて、酒をたくさん飲むだろうと考えたらしい。たしかに去年は途中で豪雨があって店内に入ったら雨漏りがあったりして、印象があったのかもしれない。そうじゃなくても島には東洋系は多くないしね。F氏は前菜にHand-dived Jersey scallops、メインはロブスターリングイネ。親方は前菜にRoasted red pepper and tomato soup、メインはカマンベールチーズにローズマリーを載せて焼いたものにした。プロセッコと赤ワインをもらう。特にカマンベールがおいしかった。

Hand-dived Jersey scallops
Hand-dived Jersey scallops

Roasted red pepper and tomato soup
Roasted red pepper and tomato soup

ロブスターリングイネ
ロブスターリングイネ

カマンベールチーズにローズマリーを載せて焼いたもの
カマンベールチーズにローズマリーを載せて焼いたもの。付け合わせはピクルスにチャツネ、それとフォカッチャ。

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 2025年は13時過ぎに到着。外の少し高いところに席をもらって、前菜には二人で牡蠣を6個、その後、Fisherman's boardという何品かのった皿。それにプロセッコを1本。オーダーを取りに来た若い女性に声をかけられ、また来てくれたのねと。たしかに去年居たスタッフですが、去年より昇格したようです。また、あとで女性オーナーらしい老婦人もあいさつに来てくれて、ひさしぶりと。一年に一回しか行かないのに覚えてくれていてありがたいです。
 牡蠣はおいしい牡蠣で、日のあたる外で冷えたプロセッコと一緒に食べるのによくあったおいしさでした。Fisherman's boardはスモークサーモンやイカのフライ、カニのライスコロッケ、それに鯖のパテ、それにサラダの盛り合わせでした。イカはリングフライではなく、いろいろ切込みが入れてあった細長いイカでしたが、全然固くなっておらず、タルタルソースだったかと合わせておいしかったです。鯖のパテだけはまずくはないが、不思議な味でした。メニューにはsmoked mackerel pateと書かれていましたが、食べると焼き鯖をパテにしたように感じました。しかし、頭の中はクエスチョンマークでした。なぜこれなのでしょう?まあ、面白かったからいいですが。これだけでは少し物足りないなと、あまり食べないデザートも食べることに。F氏はGrilled peachesにクロテッドクリームなどをかけたもの、親方はIced citrus parfaitというアイスクリームを食べました。また来年と言って店を出る。

牡蠣
牡蠣

Fisherman's board
Fisherman's board

Grilled peaches
Grilled peaches

Iced citrus parfait
Iced citrus parfait

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The Old Court House公式Web

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