タクシー(ジャージー旅行記)

 ジャージーは狭い島であり、中心のSt. Helierと主要観光地を除くとバスの便は悪い。そのため、タクシーの利用価値は高い。料金は明瞭で、荷物があっても加算されないはず(運んでもらったらその分チップを上乗せするべきであるが)。
 一番特筆すべきことは、10年以上この島に来て利用しているのに、一度もおかしな会計をされたことがないことである。海外では旅行者と見ると遠回りしたり、メーターを操作したりして高い料金を請求することは頻繁におこる。しかし、この島では一度もない。それだけ信用できるし、安全である。
 注意事項としてあげるとすると、まず、バスステーション近くのタクシースタンドなど専用の乗り場に行くか、ホテルやレストランで呼んでもらうべきである。個人で直接電話したりすると、ちゃんと来ないことがあるらしい。また街中で流しのタクシーはあまり見ない。
 また、ジャージーという島は発音の難しい地名が多い。公用語は英語なのに、地名としてはフランス語つづりで、発音もフランス語のところがたくさんある。これが間違われやすい。たとえば、ホテルに帰ろうと、Havre des PasにあるFort d'Auvergne Hotel(フォートオバンホテルと発音する)まで行きたいと言ったのだが、St.Aubinという町のホテルに行こうとされたりしたことがある。何度も来て土地勘があるので、途中でおかしいと気がついたが、はじめてだったらとんでもなく遠いところまで連れて行かれかねない。ホテルならばホテルのカードとか、住所の書いてある紙などを用意しておくと間違いを防げるだろう。

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