St. Catherine's Breakwater(ジャージー旅行記)

 St. Catherine's Breakwaterは、島の北東、Gorayの北側にある長さ1kmもの長大な防波堤である。バスの2番の終点でもある(2022年)。19世紀にイギリス政府が、深さが十分ではないにもかかわらずここを軍港にしようと25万ポンドと20年かけた大失敗の結果としてできた遺物だそうな。Jerseyの地図を見てもここの防波堤はたしかに異様である。

 2009年には1時間に1本の1bのConnexバスに乗ってGorayの北側にある湾の先のSt. Catherine's Breakwaterに到着したのが17時。バス停のところにCafeが一軒あるだけの港だが、岩場ですぐに深くなっており、湾の片側を長い突堤でさえぎっているので波もない。ヨットなどがほとんどだが。Connexバスを降りて突堤の先端まで歩いて戻ってくる。夕方でも汗をかいた。途中F氏のソフトバンク携帯が、今までと違う電波を拾う。ずっと電話はできるがメールは送れない状態だったが、この突堤の根元のあたりだとどういうわけかメールも送れるのだそうな。それがまた先端に行くとだめなんだそうだが。なんでしょうね。去年も北のボンヌイ海岸 Bonne Nuit Bayでほぼ同じ状況だった。違う国かほかの島の電波なんでしょう。F氏はそこで書き溜めたメールを送り、親方は本を読んだり外を眺めたり、のんびりすごす。1時間後いて18時過ぎの最終の1bのConnexバスに乗って市の中心へ戻った。

防波堤の先端付近から
防波堤の先端付近から根元方向を見て。右が外海、左が湾内。

根元付近から防波堤先端方向を見て
根元付近から防波堤先端方向を見て。写真ではわからないが、その先にフランス本土が見える。

このページの先頭へ

ジャージー旅行記トップページ