Gorey Fete(ジャージー旅行記)

 Feteというのは「(基金を集めるための)お祭り、宗教上の祝祭」、なんだそうな。パンフレットを見ると、Jerseyの夏に催されチャリティイベントのうち最大のものの一つがこのGoreyで実施されるFeteなんだそうな。どうやら各教区ごとにこういうのをやっているらしい。毎年やっているそうだが、2010年8月19日木曜日に行われたのを見に行った。10:30から23時過ぎまでやっているようだが、Jersey Seaside Festivalでもそうだが、午前中はあまり盛り上がりがなく、子供や高齢者ばかりという状況が想定されるので、夕方に行った。15:45ごろにバスで到着。

 いつもはGoreyの狭い道の片側にずらっと並んで駐車している車もすべて排除されている。駐車場は少し離れたJersey Potteryのあたりに設置されているようだ。Gorey Pierのバス停の位置がSt.Helier側に移動しており、その横が金網で仕切られている。この中がイベント会場です。入場料一人4ポンドを払うと、手の甲にスタンプを押してくれ、タイムテーブルをくれる。中に入ると、Goreyの町のロータリーから港の先の突堤まで道に沿っていろいろなものが並んでいる。ロータリーの近くは小規模の遊園地のようになっていて、絶叫系からメリーゴーランド、射的やアーケードゲーム、クレーンゲームなどがあって、主に若者や子供が楽しんでいる。そこから浜を見下ろすと、子供たちが砂に埋まったものを一斉に探す宝探しゲームのようなものをやっている。その隣は、コンテストの砂の城がたくさん並んでいる。会場を奥に行くと、インスタントタトゥーやフェイスペイント、カジノなど。その先にイベント会場があって、その奥に食事を出す屋台。日差しが強く暑いので、ソフトクリーム(1.4ポンド)を買ってなめるとおいしい。屋台の大なべのパエリヤや、豚一匹を丸焼きにしたものを切ってポルトガルロールにはさんでリンゴソースをかけたものなど、おいしそうなものがあった。La Mareも店を出していた。La Mare Vineyardsに人が少なかったのはわかる気がします。でも昼にLa Mare Vineyardsでのんびり食べ、飲んだので、なにか食べようという気にはなれず。

 イベント会場ではこれからJunior Karaokeをやるそうで、子供たちが曲を選んでいた。準備に手間取っていて、プログラムでは4時からなのに、はじめの小学生低学年の女の子が歌いだしたのは16:45ごろ。だけど歌は下手。次の子は中学生ぐらいだがこれも下手。しかも会場のあちこちにスピーカーがあって、この下手な歌を聞かされる。このあとスパゲッティの早食いコンテストや音楽演奏などをやるとプログラムには書いてある。22:30の花火は見たい気はするが、十分遊んだし、夜になるとやや治安も心配なので、17時過ぎに会場を離れる。バス停に行くとバスがいて座れないが乗れた。しかし、バスの中で中学生ぐらいのが騒いでいるし、途中で座れたF氏の後ろに座っている小学生の男の子は、F氏の後ろ髪のあたりを団扇の柄で触って遊んでいるし、普段には絶対にない、実に騒がしく不快なバスだった。まあ、こういう祭りがあるとそうなるのはある程度仕方がないのかもしれませんが。

Gorey Feteの入り口付近
Gorey Feteの入り口付近。写真の左端が何度か食べたDolphin Hotel Restaurant。写真の左上方にMont Orgueil Castle(Gorey Castle)がある。
入り口の近くから砂浜を見て
砂浜を見て。撮影位置の左後方に入り口がある。写真右端のあたりの建物が途切れるあたりにMont Orgueil Castle(Gorey Castle)への上り口の一つがある。その右にずっと堤防が延びていて、その先まで屋台が出ている。
堤防の途中から会場を見て
堤防の途中から会場を見て。後ろがMont Orgueil Castle(Gorey Castle)。BR>

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Gorey Fete公式ホームページ

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