Dolphin Hotelは島の東端Gorey Pierのバス停のそば、Mont Orgueil Castleの真下にあるホテルで、一階はレストラン。レストランといってもどう見てもパブで、注文の仕方も飲み物はカウンターで買い、食べ物はテーブルを確保してからキャッシャーへ行ってテーブル番号とともに料理を注文する形式。ただし、ホテルの入り口（向かって一番右の入り口）を入ると、テーブルサービスでも食べられる。つまりテーブルでオーダーをとってくれる分、チップを余計に払う必要がある。もしかするとこっちはホテル宿泊客専用かもしれないが、2016年にいったときは入れてもらえた。
Mont Orgueil Castle観光の後１時にここでお昼にする。生ガキと焼いたカキ６個ずつ（どちらも７ポンド）とプラウンのサンドイッチ（6.5ポンドだったか）を二人で分けて食べる。お昼にはこれで十分。あとビールと。隣の客に、そのカキいいなあ、おれのと交換しない？とか言われる。おいしかったですけど野菜が足りないねえ、いつものことだけど。
翌2009年にもここで昼食。去年はビールなどはカウンターで個別に買って、料理はキャッシャーで注文したが、今年はテーブルで注文OKになっている。親方はガーリック味のグリルした牡蠣６個とローストチキン。F氏は生の牡蠣６個とラムのコトレット。おいしかったけど、チキンは全く塩すらふっていなく、イギリスだなあと感じた。あと昼なのでビールを１パイント。コーヒーも飲んで50ポンド弱。
2016年にGoray Pierでお昼を食べようと、お昼をどこで食べるかいろいろ店の前のメニューを見て歩いた。結局、前も行ったDolphin Hotelが一番おいしそうということになった。入ろうとしたが、まだ12時15分くらい前で、酒を飲んでいる客しかおらず、ランチは12時にならないとでないらしい。店の外でうろうろしていると、実はDolphine Hotelの向かって一番右の入り口がホテルの入り口だが、そこから入るときちんとしたテーブルサービスの食事になるらしいことに気がつく。これまで入っていたのはパブ形式で、料理も注文する場所に行って座っているテーブル番号を伝えて頼む方式だったが。ホテルの入り口のほうはホテルの客専用かもとも思ったが、聞いたら入れると言われたので今回はそっちに入ってみる。基本的に食事メニューは一緒のようだが。
F氏は前菜にムール貝をジャージーミルクのソースで。メニューはドルフィン風ムール貝ということで、クリームソース＋トマト＆ガーリックと書かれていたが、トマトはいらないと注文していた。メインはJersey Plaiceにホースラディッシュのソースをかけた料理。Plaiceはカレイの類ですね。親方は前菜は軽めにしようと、アボカド半分にフルーツの盛り合わせで、バナナソースというもの。メインはカモのオレンジソースにした。ムールは安定の美味しさ。Jerseyにきたなら一度はこのミルク味のムールが食べたいとのこと。親方の前菜はカラフルで、アボカドのほか、キウイ、バナナ、イチゴ、マスカットなど。バナナソースはほのかに酸味と甘みがあって面白いが、強い味でないのでよい。F氏のメインはソースが絶品だったとのこと。すごく感動していた。親方のカモも大変おいしかった。料理の出来が大変良かったので、普段は食べないデザートも食べてみようということになり、F氏はクレームブリュレ。甘くて量が多いと言っていたが、美味しかったそうな。それに対して親方は、Green Fig with Ice Creamというもの。想像がつかないので頼んでみたら、まだ熟れていない青いイチジクをシロップで似たものにバニラアイスをかけたもの。出てきた時の色は鮮やかで、イチジクは青梅のように見えてきれいだった。味はまあまずくはなく面白いで終わり。もう一度食べる必要はない。熟れたイチジクのほうがおいしいだろうね。注文時にアイスクリームはいるか？と尋ねられたのでアイスクリームなしで注文する人もいるのでしょうか？でもそれでは親方はひとつしか食べられなかったことでしょう。
