DoDo RestaurantはJersey Zoo(Durrell Wildlife Conservation Trust)にあるセルフサービスのレストラン。壁に書いてある料理名でも注文できるし、並んでいる料理を指さしても注文できる。また、サンドイッチやサラダなどが並んでいるので、それを持ってキャッシャーに行くのでもよい。要は慣れていなくても比較的好きなものが食べられる店。
ここで注意すべきは、外で食事をする場合。外にも席があって、天気のよいときなどは気分よく食事ができるが、かもめが狙っているのでちょっと席を離れるとかもめに食べられてしまうかも。店には注意書きも書かれている。食べられても店の責任ではないよと。一度マスタードのたっぷりきいたのを食わせてやりたいと思うけど、きっと気がついて食べないのでしょうね。2012年には、レストランの外の部分の上部は密にテグスのようなものが張られて、上からカモメが来られないようにしてあった。ただし、歩いて入ってくるやつはいたが。
この記録を見ると、毎年似たようなものを食べていますねえ。でもメニューはもっと種類があります。
また、Jersey Zooには、入口にCafe Fireflyというのもあって、ここでも食べるものはあるが、あくまでもCafeであり、食べるものの種類は少ない。ちゃんと食べたいならば、こっちのDoDoレストランのほうがよい。
2006年のときは野菜とチーズのラップとビール。
2007年は大混雑の中、親方はBeef Rasagne、F氏はChicken & Mushroom Pie。それにビールとクリスプで20ポンドほど。たまたまラッキーにもタイミングよく席が空いたのでそこで食べる。食べ終わって外へ出ると、カモメがテーブルの上に残った残飯のサンドイッチをくわえて飛び去るのを目撃。大胆です、こいつら。
2008年は二回。初日は親方はライスの上にかけたチリコンカルネ。F氏はステーキパイ。それにビール。量は多いけどおいしかった。全部で20ポンドと何シリング。翌日はゴッドファーザーという名のピザ(山羊のチーズとトマトソースとバジルとガーリックと小えび)と、5種類の豆とツナのサラダを二人で分けて食べる。もちろんビールも。
2009年は、親方は、チリコンカルネにフルーツ盛り合わせ、それにビール等。F氏はロースとポークのアップルソースに野菜。アップルソースが特においしかったそうな。親方もおいしかった。フルーツ盛り合わせはさっぱりしていいですね。でもメニューからパイ類がなくなっているのは不思議だった。
2010年は、親方はBBQリブに野菜を付け合わせて、あとビール。F氏はチキン&マッシュルームのパイにチップス、それにビール。あわせて21ポンド。おいしかったです。特に混んでいたので、席がすぐに見つかってラッキーだった。
2011年には、ドラフトビールがなくなっていて、瓶ビール2本と小さなワイン2本にする。料理は、豆サラダを二人で分けたほか、F氏はチキンとマッシュルームのパイ、親方はチキンの焼いたものにピラフ添え。どちらもおいしく食べたが、ワインは1本飲めずに持ち帰る。
2012年は、いったのが9月だったから人が少ないからなのかわからないが、注文するエリアが少し整理され、本なども置いてあった。親方はチリコンカーン+ライス、F氏は名前のわからない、でかいピロシキのような料理。あとワイン。おいしくいただいた。
2013年は、二人で5種類の豆が入ったサラダ、ペンネ、豚肉料理のBelly Porkなどとビールとワイン。おいしかった。
2014年は前とずいぶんメニューが違って、温かい料理は普通のイギリスの料理とタイ料理の二本立てになっている!なので、親方はカシューナッツ風味のビーフの炒め物、F氏はチキンのタイ風炒麺にする。あとビールと、フルーツ。親方の炒め物はライスと少量の生野菜もついてきた。結構おいしかった。F氏の炒麺はみごと。イギリスはだいたい炒麺はぐたぐたでまずいのですが(イギリス人はそういう炒麺が大好き!)、細い麺で食感も香りも味もよく、親方も少しもらいましたが、美味しかった。
2015年も、あいかわらずイギリス料理+タイ料理。そういう店は増えました。Bonne Nuit Cafeもそうだったし。いろいろ考えた結果、F氏はチキン&マッシュルームパイとJacket Potate、それにチャイラテ。親方はBBQリブとラテ。どれも美味しかった。F氏があまり体調がよくないので、アルコールは珍しく控えた。
2017年にいくとメニューが変わっている。親方はベジタブルラザニアというのを、F氏はスプリングオニオンのキッシュを注文。あとフルーツサラダとビール。キッシュが注文後に作るので、ラザニアも一緒に作って持ってきてもらう。すると、親方の注文を間違えられていて、ベジタブルラザニアではなく普通のラザニアでした。食べ始めてから気が付きましたね。隣の人がそれらしいのを食べていて、それとはまったく違う肉のラザニアでした。残念です。F氏のキッシュは、美味しいけれどもキッシュではなく卵焼きのようだったとのこと。カリカリベーコンとよくあったそうです。
2018年はまた少し内容が変わりました。席が少なくなって、子供の遊び場が室内にできた。料理もKids Mealが増えたり、目の前の大きなトレイに熱い料理を置いていてそこからサーブすることをしなくなって、熱い料理の多くは奥で作って席に持っていくようになったことなど。
いろいろ考えて、二人で、今日のスープ(パン付き)、ヴェジタブルナゲット、カリフラワーやチキンなどの炒め物に卵麺、フルーツ盛り合わせ、それにワインとした。しかし、スープの内容が目の前で置き換えられる。F氏は前のが食べたかったのに、と。マッシュルームのスープになりましたが、食べてみるとマッシュルームよりもグリーンピースの味が強いスープでした。またなんだろう、食べてみようと思ったヴェジタブルナゲットがないといわれて、これもF氏はがっくり。どんなものだったのでしょう?厚揚げのようなものじゃないかと想像していたのですが。料理を買って席を探すと、一杯で空席がない。外には空席があるのだが、また霧雨が降ってきて、外では食べたくない。食後にずっと座ったきりの人や、だれかが買いに行っている間席を確保している人など、全然立ちそうもない。そうしていると、ご年配のご夫婦が寄ってきて、我々は立つからここに座りなさいと声をかけてくれる。ありがたいことです。旦那さんの方はまだお茶かなんか飲んでいたが、テーブルのないソファーに移ってくれた。本当にありがたいことです。先にスープとフルーツを食べていると、炒め物は炒麺で、麺が多い料理でした。もっと野菜が多いのかと思ったのでしたが。ですが、英国で食べる炒麺としては美味しい方でした。結局小さなワインも追加で買って、おいしくいただきました。
2019年に行くと、DoDo Cafeの建物の食事をするスペースを大きく削って、子供用の遊ぶスペースになっていた。これまでも建物の中で食べる場所を確保するのが難しいこともあったのに、席をこれまで以上に削るのは賛成できません。まあ、今日はKeeper's alkのオランウータンを聞きにいかなかったし、9月なので人もそれほど多くもないからなんとかはなりましたが。
ここではいつもメインなどのほかにフルーツサラダを取ったりしていたが、今年はそれはなくて残念。F氏は玉ねぎのキッシュにエクストラでベーコンを追加して。親方はブロッコリとカシューナッツの炒麺にチキンを追加。あとはワイン。F氏のキッシュはなめらかでおいしいキッシュだったそうですが、追加したベーコンがキッシュの上にそのまま乗っかっていたのがやや違和感があった。あとつけあわせが、でっかいポテトが4つ割りにしてベイクしたものが4つ、つまり大きなジャガイモ一個分。これが相当おいしかったそうな。塩とか振っていなくて自分で味をつけるようになっているけど、うす味が好きな我々には塩をかけずに十分においしかった。親方の炒麺はイギリスの炒麺にしてはグダグダではなく、野菜がたくさんあってうれしかったけど、ちょっと味が濃いなあ。まあ、おいしく全部食べたけど。あと、建物の男子用トイレは壊れていたのでJersey Zooの入り口近くのトイレまで行かなくちゃいけなかった。
2022年に行くと、メニューの注文方法がまた少し変わっていた。ほとんどの料理が注文後に調理してテーブルに運んでくる形式になっていて、サラダとかはほぼなくなっていた。料理の内容もまた少し変わっていた。F氏は今日のスペシャルというナチョスにチップスのカレーチーズ掛けを追加して。親方はスペアリブ。それに小さなスパークリングワイン。スペアリブは甘目のソースが肉とよく合っておいしかったです。ナチョスは親方も少しもらいましたが、おいしいのだけど、冷めてくるとかかっているチーズが固まり、食べにくい。それより、チップスはなかなかおいしい食べ方だなと思いました。
だけど、ここDoDo Cafeは以前に奥に子供の遊具が作られて、それで子供が騒ぎまくっていて実にうるさい。次回は建物の外で食べる(そうするとカモメが襲ってくる可能性があるが)か、または出口のところにあるCafe Fireflyで食べるかなあと思ってしまう。多少なら我慢できるけど、始終奇声を上げて暴れるなど限度を超えていて不快だった。