ジャージー旅行記(2016.9.16〜9.22)

Jersey旅行の準備

   今年もジャージーJerseyへ行きたいと思っていたが、もしかしたら夏に入院する必要があるかもということで、なかなか予定が立てられず。入院しなくてもよさそうだとなったのが5月初め。それから計画を立て始めたので例年よりスタートが遅い。夏に出張があったのと、いつも行くLa Capanninaの夏休みを想定して、今年も9月半ばから行くことに決める。
Jerseyへのフライトを調べると、去年と似た状況。大きく違うのは、これまでも何度もお世話になってきたFlybeがJersey便を大きく減らしている点か。GatwickにはFlybeは行かなくなってしまった。イギリスからの便は多いが、あいかわらずヒースローからはない。ロンドンで一番便利なのは例年通りGatwickで、日本からロンドン経由なら空港間の移動が必要で、日本を出てその日のうちにJerseyに入ることはできない。また、Gatwick空港は使いづらく、日本からの直行便があるような空港の多くが、Gatwickへの直行便がないか極めて少ない。つまり、どこを経由しても日本を朝出てその日のうちにJerseyに入ることは不可能。それ以外の国からJerseyへの便も状況は同じで、相変わらずドイツからは土曜日のみ。これも例年同様アクセスを確認しながら、Jerseyとどこかほかの都市を組み合わせて旅することを検討して、今年はローマへ行くことにする。先にJerseyに行くとローマへ行くのに非常に待ち時間が長い方法しかなく、先にローマへ行くこととした。
 ローマからは曜日によって時間が違うのだが、BAEasyJetのいずれもがGatwick乗り換えでJerseyに行くのが便利である。日本の出発・帰国の日程が秋の連休とうまくあう便は高いチケットしかなく(ここは旅行計画開始が遅くなった問題点)、安いチケットの日程を考慮してローマからJerseyへは9月17日(土)にしようとした。そうすると、実は土曜日は1週間のうちで一番接続がうまくいかない。特に9月のイギリスへの入国審査は時間がかかる可能性が高く、乗り換え時間が短いと不安でしかないので、ぎりぎりの接続はしたくない。それを避けると今度はGatwickで半日待っていないといけない。結局は一日前、16日(金)に移動することとした。金曜日だとEasyJet便だと接続が便利なので(後述のようにここが実際には問題だったのだが)、これを使うこととにしてネットで予約した。スーツケースは(実際にはスーツケースなしのチケットよりは高いから無料ではない)20kg×1人1個が預けられるが、同行F氏がローマでお土産を大量に買う宣言を先にしているので、2名で1個余分(つまり合計3個)預ける予約をすることにした。空港で増やすよりもずいぶん安いのだが、旅の荷物の大きさをあらかじめ想定するのは難しいねえ。

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9/16 飛行機が遅れてJerseyに着けず

   心満たされたローマというかバチカン市滞在を終え、13:10発のGatwick行のEasyJet便に乗るために空港到着が10:40。ところが、空港の表示では同じ便名の出発時刻が13:20になっている?なぜ?普通は13:10発の予定時刻として出て、後ろに13:20出発予定とか表示されるはずなのに、はじめから時刻が違うなんて初めて。荷物を預けると、Gatwickで一旦荷物を受け取り、また預けろとのこと。面倒ですね、Gatwickではターミナル間の移動もあるのに。手荷物検査をうけ、ゲートまで行くと、出発予定時刻が13:35になっている。遅れるのね。Gatwickでの接続時間が2時間20分で、しかも英国の長い入国審査をうけ、ターミナル移動まであるので、遅れると不安なんですが。LCCの発着場だからかいすも少なく、立って待っているが、一向にゲートに係員が表れず。ゲートに係員が来たのは13:20ごろ。これでは13:35に飛べるわけがない。13:30少し前にゲートの表示が突然18時過ぎのEasyJet便の案内に変わって、並んでいる客がざわめく。キャンセルか、はたまたゲート変更か、なんだろうと思うとすぐにイタリア語の長い案内放送。なのに次に英語の案内がない。だが、イタリア語がわかる客が大丈夫と笑顔と英語で説明。そうすると遅れて英語でのアナウンス。単なる表示ミスで、アナウンスの内容は搭乗の注意ですが、心臓に悪いからやめてほしいものです。しばらくすると表示が乗るはずの便に戻るも、ゲートオープンの予定時刻が12時台とはるか以前の時刻を示すし、出発予定時刻が1分だけ進んだ13:36になる。もうなんだかさっぱりわかりませんというか、信用できません。13:30過ぎから優先登場が始まり、バスで飛行機まで行くがまたバスの中で待たされて、結局飛行機が動き出したのは14:10過ぎ。1時間遅れだが、理由一つ説明しない。このままでは接続が不安だが、次に乗るはずの便も同様に遅れていることを願うのみ。
 Gatwickに着くと、なんと予定の南ターミナルから変更になり、次の便が飛ぶ北ターミナルに着いた!これは乗れるかもしれないと思うが、案の定EU以外からの入国の列はなかなか進まず。結局入国審査に時間がかかり、預け入れ荷物を引き取る場所に行くとすでに荷物は回っておらず、残った荷物が近くにまとめておいてある状態。あわてて拾って上の階の荷物の預け入れ場へ。預け入れようと機械に搭乗券のバーコードを読み取らすと、係員が来るとの表示。結局10分遅れて、間に合わなかった。飛行機が17:20発なのに荷物の預け入れの機械に到着したのは16:50でした。つまりこの便は遅れずに飛ぶということです。残念。EasyJetが遅れたのが問題だろ、と言っても、荷物預け入れる係員にはなんの権限もないのはわかっています。あっちの案内カウンターに行けと言われ、文句を言うが聞いてもらえず。ガトウィックでは乗り継ぎに2時間半余裕をもつ必要があるのは常識でしょうとか言うが、外国人にそんな常識を求めるな。その乗り継ぎのチケットをWeb上で売ったのはそっちの会社だろう、ではなぜその際にそういう警告をWebで出さないだとかいうと、黙ってしまう。まあ、いくら言っても彼らの権限ではどうしようもないのですが。そのあとのJersey行の最終便は空席が1席のみでF氏と二人連れのため乗れず。翌朝朝一番7:25発の空席があるというので、それを予約。180ポンドそのために払うことに。預け入れ荷物を1つ追加して3つにするため追加料金は払っていたが、それは不要だと言われた。その程度ではなあ、不満ばかりです。その晩のホテルを紹介してくれる?と言ってもアレンジもしてくれない。ネットで探すのが一番安いよとか言われるだけ。明日は遅れないでねとかいうので、同行のF氏が怒る。自分たちに落ち度がなくてEasyJetが遅れたために乗れなかったのに、その言い草は何だと。EasyJetには二度とのるもんか!というので、明日の朝の予約があるのだけど、というと、明日までおとなしくしているけど、明後日以降ね、とのこと。やはりLCCは安くてもストレスが多いなあ。客室乗務員も作業しながら雑談して笑っていたりするからねぇ、客の前で。
 ホテルは北ターミナルに接続していて歩いて移動できるソフィテルをとる。高いホテルだけど、今の疲れた状態で荷物を持っての移動とかいろいろ考えると、それだけの価値があると考えて。空室はあって、フロントのやさしい対応に心が癒されました。こういう客を毎日相手にしているのだろうな、ここのホテルは。まず、今日泊まるはずのFort d'Auvergne Hotelホテルに電話をして、今日は着かないが明日の朝着く予定と知らせる。翌朝のEasyJetの荷物の預け入れはすごく混むから、今晩8時から12時までの間なら翌朝のフライトの荷物の預け入れができるのでお勧め、という話だったので、今晩寝る際に必要なものと翌朝の着替えを手荷物に移して、預け入れの荷物を作ろうとスーツケースを開けると、F氏の荷物の中が少し濡れている。どうもローマで雨の中長時間雨ざらしになっていて、チャックの隙間から浸水したらしい。たぶんこれはローマ空港職員の問題だが、これまでEasyJetのせいに思える。これから使う予定の寝間着も濡れていたので、ホテルの部屋にあったアイロンを使って乾かす。F氏はもともと気圧の変化に弱いが、EasyJetの着陸時に空気の耳抜きができず、非常に痛がっていた。お茶を飲んだりいろいろ試しても抜けず苦しんでいるが、どうにもしようがない。以前は同じようなことが起きた際に中耳炎になって何週間も苦しんだそうな。そうならないように祈るのみ。
 8時になってホテルから空港に戻り、荷物を預けようとすると、すでに10人弱待っていた。係員がもうすぐ最終便が飛び立つので、それ以降にやりますと説明してくれるので10分ほど待つ。説明をちゃんとしてくれれば不満がないのだよな。順番が来て搭乗券を読み取らせるとエラーになるが、それは全員そう。そうすると係員が操作をして、IDを読み込むと今度はエラーにならず、荷物のタグが印刷されるので、それを自分で荷物に取り付ける。タグをつけた荷物はベルトで運ばれていくのではなく、その先の係りの人のところに持っていくと、コンテナに乱暴に積み上げる。それを人力で持っていくようだ。
 ホテルに戻って8時半。F氏がシャワーを浴びると少し耳の調子が改善したという。それでもまだ体調がよくないので、ルームサービスで夕食にすることにして、プロセッコ、スープ、タイカレー&ライス、豚バラ肉の煮込みをもってきてもらう。どれも大層おいしかったし、カレーやプロセッコの刺激でF氏の耳の調子も一層改善したという。まだ完全ではないそうだが。EasyJetのために不快になった気分がホテルのおかげでずいぶん改善したのでぐっすり寝る。空港に接続したホテルに必要なものをすべてもった、本当に機能的なホテルでした。

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9/17 一日遅れで到着

   5時起床。夜中にF氏の耳は完全に治ったそうな。よかった。5時半にチェックアウトして空港へ向かう。もうチェックインも荷物の預け入れも終わっているので、まずは手荷物検査。ここGatwickの北ターミナルは、過去の経験上一番機能的にできている空港で感動した。手荷物検査の列の先頭が6つに分かれて、同時に6人が荷物をコンテナに入れる作業ができるようになっているので、列がスムーズに流れる。しかも検査後の荷物を受け取ったところに、一人ずつ区切られたスペースが多数用意されていて、コンテナに入れた荷物をもとにしまうのもあわてずに確実にできるのがすばらしい。まだ出発ゲート番号は表示されず。さすがに朝6時前でも店はみな開いている。ドラッグストアのBootsに行ってF氏の歯磨き粉とか綿棒とかを購入。それからGatwickで毎回食べているEATという店で朝食。親方はバナナのポリッジだが、甘い!まあ、まずくはないのだが、おかゆのイメージ食べると変。食べているうちに慣れたが。F氏は卵と豆とフェタチーズのポット。あとラテ。食べ終わったころにゲート番号が出たので、そちらに向かう。今朝の7:25発EasyJetはほぼ定刻に出て、無事Jerseyに到着。よかった。
 空港に着くと、まずいつもどおりに案内誌What’s Onを一冊もらって、荷物受け取り場に行くと見慣れないものが。大型の恐竜のロボットです。新しい施設Tamba Parkというのが開いたのだそうな。荷物を受け取って外に出てタクシー乗り場へ。この時間は到着便が多いからか、タクシーも次々来るのでほとんど待たずに乗れて、いつものFort d'Auvergne Hotelに到着したのが9時。
 ホテルに入るといつものマネージャーがいてくれた。遅れた状況を説明したら、ガトウィックはどこのホテルに泊まったのだ?と聞いてくる。やはりほかのホテルも気になるらしい。今年は2階の4号室。東向きの部屋です。去年も一部の部屋が改装になっていたが、今年もこのあたりが改装されて、そこに泊めたかったらしい。鍵がICカードになっていたり、部屋の中でもWiFiが使えるようになっていたりなどいろいろ変わっている。内装もきれいになり、ベッドも変えたようだ(ちょっと親方には柔らかすぎるが)。明かりも新しくなっている。マネージャーに日本から買っていった抹茶味のチョコレートをおみやげとしてあげると、抹茶味が大好きなんだと喜んでくれる。それだから抹茶味を買ってきたのですから。
 服や荷物を棚に整理してから、まだ10時前で朝食も食べられると言われたので、ホテルの朝食を軽く食べる。そのあとホテルの周りを少しお散歩。やはりNelson's Eyeのあとが気になるから見に行く。遠くから見ると建物はそのまま。近づいてみると、ジャマイカ料理の店という予想もしていなかった店になっていた。まずはDurrellに行こうとホテルの前でバスを待っていると、さきほどチェックインしたときに横にいた客が、バスの3日券かなにかわからないが、今日の夜まで使える券をくれようとする。今日出発だからもう必要ないからどうぞと。どうやらフロントでのやり取りを聞いていて好意を持ってもらえたらしい。ありがたいことです。この島は、住んでいるひとも来ている観光客も心優しい人が多いから好きなんです。バスはこの時間は15分に一本。でも初めのバスは満席で乗れず。また20分近く待った次のバスは今度はガラガラ。バスステーションまで行って、11時40分発の13番のバスに乗る。これはDurrelllに行くには時間がかかるけど、La Hougue BieやGorey Pierなどあちこちを回ってDurrellに行く便なので、これで島の様子を眺めながら、あそこは前と変わっていないとか、あそこは変わったとか言いながら乗る。12:30にDurrellに到着。のんびり動物や鳥たちを見て、入り口にあるCafe Fireflyでアフタヌーンティーを楽しみ、お土産にパーカー、カードなどを購入。16時の3番のバスでバスステーションに戻り、1番のバスに乗ってホテルに戻る。
 部屋で少し休んでから、着替えてLa Capanninaに向かう。今回の滞在では3回行こうかと考えていたが、いつを一番着飾っていくべきかとF氏が尋ねるので、週末の今日ではと答えたが、結果は正解だった。ホテルの前から1番のバスに乗り、Snow Hillのバス停で降りて街中をウィンドショッピングしながら歩いてLa Capanninaに向かう。7時開店で7時に予約をしたが少し早く行き過ぎたので、周囲をのんびり散策。Jersey PotteryのCafeが店名が変わっていたし、Jersey Potteryの販売店の品ぞろえが閑散としていて驚く。ネットを見ると、少し前からJersey PotteryはJerseyから撤退し、もう陶器を作っていないらしく、過去に作られた商品だけを販売しているようである。La Capanninaの入り口には満席と表示されていたが、こんなのみたのはたぶん初めて。本当に混んでいるらしい。店の前の教会では、またバンドが練習をしている。7時少し前に店に入っていく客がいたので店の前に戻ると、さっきまでClose表示だったのにOpen表示になっているので入店。いつもどおり満足したが大混雑なので早くにタクシーをもらって帰ることにする。こんな混んでいる日に入れてもらって本当にありがたかった。ホテルに帰ってすぐに寝る。

アフタヌーンティー

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9/18 のんびりと日曜日をすごす

   早くには寝たが前日ばたばたとしていたのでゆっくり目に起きて、それから服をいくつか洗濯し、9時ごろ朝食。いつもと変わらない美味しい朝食です。St Matthew's教会 (Glass Church)を見に行こうかとか話していたが、日曜日でしたから見られないのに気が付く。町の店も閉まっているし、バスの本数も少ないので、結局ホテルのそばでのんびり過ごすことにする。朝食後に満潮に近い水位のプールまで行ってながめてから、いったん部屋に戻り、10時半ごろにホテルを出て、のんびり歩いて近くの、Howard Davis Parkへ。ここは日向にも日蔭にも多くのベンチがあるし、バラ園などたくさん花が咲いているし、居心地が良い。カラスが水浴びしているのをみたりして過ごす。ここにも蜂はいるが、周囲にたくさん花が咲いているからか、人間のそばにはほとんどこない。12時過ぎに、Howard Davis Parkを出て、公園から近いタイレストラン Park Houseへ。美味しく食べて楽しく飲んで、また来年と言って、ホテルに歩いて戻る。お酒も入ったので眠くなって気が付けば昼寝をしてしまった。いろいろ検討の結果ホテルのフロントを通して火曜日の夜のRoseville bistroの予約をしてから、以前ひんぱんに通ったNelson's Eyeの後にできたジャマイカ料理の店Caribbean Vibzに入ってみる。おいしかったので、この店はまた来年以降も残っていたら一度は来てみようと思った。まえのNelson's Eyeの思い出を全く消し去るくらい印象が異なり、かえってよいです。周囲の店とも競合しないし。ただし、昼にタイ料理、夜にジャマイカ料理ってのは問題があったかも。一日に食べた生姜の量は半端ないように思う。おいしかったけどね。ホテルに戻って寝る。

ホテルの部屋から満潮時の海を見て

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9/19 あちこちで買い物

   朝起きて洗濯物を少しだけして、8時に朝食に行く。今日は去年見たスタッフにたくさん会い、いろいろ話す。ホテルの前から8時55分くらいにバスに乗ってバスステーションへ。平日でもこの時刻ならばほぼ確実に乗れるが、これより遅くなると乗れない可能性が高くなる。バスステーションで3日券を買って、12番のバスに乗る。終点Greve De Lecqまでのんびり海辺の風景や途中の様子を眺めて楽しむ。終点のGreve De Lecqで、10分ちょっと接続時間があったので、売店に行ってトイレを借りるとともに、お土産品を物色。F氏はオウムの形をまねたソムリエナイフを購入。9時40分の12番のバスJersey Pearlに行く。Jersey Pearlのバス停は以前は敷地内だったけど、暫定的に道路に変わっていました。店の中を見て回ると、去年買ったようなパール表面をカーヴィングした素敵なパールがあるが、色味もデザインも去年のものとは異なり、面白いので、F氏の誕生日プレゼントに購入。まだバスまで時間があったので、カフェで、F氏はチーズスコーンとチャイラテ、親方は普通の紅茶を飲む。11:55頃の12番のバスに乗る。Corbiere Lighthouseを通るときに見ると、朝は高かった潮位が下がってちょうど東大への通路が顔を出して通れるようになったところだった。ここで降りて遊ぶ案もあったが通過して、St. Aubinで降りる。ハーバーを見るが、ここは潮位が低いとあまり面白くない場所かもしれない。何軒かレストランのメニューを見て回り、The Old Court Houseというレストランに入る。食べたものはどれも変わっていて面白かったし、美味しかった。
 15番のバスでバスステーションに戻り、街中に買い物に向かう。Conway St.にある回転ずし屋Bentoはいまだ健在。Conway St.を先に進むと道の右側に新しくきれいな公衆トイレができていた。利用したF氏によれば、無料でしかもきれいとのこと。ここは覚えておくと便利かも。まずKing St.のMarks &Spenserへ。服は見たが気に入ったものはない。お茶ぐらいを買って、次の店へ。F氏は同じKing St.のCath Kidstonも見たが結局買わず。Bh’sは改装なのかつぶれたのかやっていなかった。F氏の大好きなQueen St.のMonsoonでは、F氏が自分用の服とお土産用の子供服を購入。それから同じQueen St.のHotel Chocolateとかいう店に行ってCacao Ginとかカカオケチャップとか変なものを見つけたので購入。これらは日本に入っていないようですし変わっているので、料理やお酒の好きな人にお土産にさしあげると好評でした。このあたりで疲れたので、Hill St.にあるSnow Hillのバス停からバスステーション経由でホテルに戻る。ホテルで少し休んでから、1番のバスに乗ってまた街の中心部に行き、La Capanninaに。親方はデザートは食べずコーヒーだけ飲んでタクシーを呼んで帰る。楽しくて美味しかったけど、飲みつかれた。

St. Aubinのヨットハーバー

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9/20 潮の干満を眺める一日

   F氏に夜中にぜんそくの発作が出る。昨日の昼にレストランの外の席で食べたりしていた際などいろいろなところでたばこの煙を吸わされていたからかな。眠れないのでと、急ぎの仕事を明け方にやってから、それをメールで日本に送って、それから強い薬を飲んで寝る。強い薬を飲むと場合によって朝起きられないから心配なんだそうな。でも9時には起きられたので、朝食へ行き、すこしゆっくりしてから、バスでバスステーションへ行き、今度は22番のバスに乗る。このバスは空港経由でCorbiere Lighthouse方面に行くが、我々にははじめての道も通るので面白い。Corbiere Lighthouseで下車。BBC WeatherではSt. Helierの天気予報は15時以降少し雨が降るかも、というものだったが、Corbiere Lighthouseについた11時45分頃に既に危なそうな雲行き。今日はまだ灯台へ行く道は海の下なので、少しずつ潮が引く様子をベンチに座ってのんびり眺める。12時半ごろに道が見えるようになったので、その道の入り口付近まで降りていくとにわか雨が降り始める。灯台まで歩いて行こうかと思っていたがやめて、Corbiere Phare Restaurantに戻ってお昼にする。このころには少し雨が強くなってきて、レストランにいる間に結構強く降ったけど、美味しく食べている間に雨は止んだので、22番のバスに乗って中心部のほうへ向かい、Glass Churchに行こうと計画。ところが、なぜかこの22番のバスは本来通るGlass Church前の道ではなく、一本海側の道に入っていった。しかもこのころまた雨が降り出したので、Glass Churchはとりあえず明日行こうということにして、バスステーションに到着。
 まだ4時ぐらいで早いのでどこに行こうかと考えたが、雨模様なのもあり、とりあえず我々の定番ではあるが1番のバスにのってGorey Pierに向かう。このころはもっとも潮が引いた時刻に近く、しかも今日は大潮で、干満の差が激しい日らしい。ネットで調べると、今日は干満の差が11mほどあるとのこと。バスの車窓から引いた浜を見ながらGorey Pierに着いたが、バスの途中の岩場のあるところで少し眺めてみるのが面白そうだとすぐにまた逆の1番のバスに乗って、適当な場所で降りると、La Rocque Harbourという場所だった。あとで地図で確認すると、Jersey島の南東の角に当たる場所。ここで降りると、遠くまで引いた潮の下が岩場で、なかなか面白い風景が続いている。堤防の上を歩けるのでそちらへ行くと、陸側の眺めも面白いし、そこから海側に潮の引いている眺めも面白い。また西を見れば、遠くにHavre des Pasの東側の工場の大きな煙突が見えるなど、視界が開けていて、面白い場所だった。
 そこで潮が戻ってくるまで見たいのはやまやまだったが、レストランを予約していたので、6時15分ごろの1番のバスに乗ってホテルに戻る。ホテルで少しリラックスしてから着替えて、7時に近くのRoseville bistroまで歩いていく。相変らず塩分が多めの料理だと感じる。この店もすでに開店して52年なんだとか。町の有名店だそうだからね。ホテルに帰って寝る。

干潮のLa Rocque Harbour

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9/21 今日も海の干満を楽しむ

   昨日の夕方に行った、La Rocque Harbourが面白かったので、今度は満潮時に行ってみたいということになり、朝食後に1番のバスに乗る。通勤とは逆方向だからバスには問題なく乗れる。、La Rocque Harbourには9時半ごろ到着。この日のSt. Helierの満潮は10時16分。距離はそんなに離れていないから違っても1、2分でしょう。到着してみると、昨日は遠くまで海が引いていたが、今は満ちていて船も水上に浮かんでいる。堤防の先まで行くと、波が少し堤防に打ちあげている場所もある。天気もいいのでしばらく眺めて楽しむ。どっちが面白いかというと、岩礁が見える干潮時でしょうねえ。満潮だと海ばかりで見るものは少ないです。
 今日こそは、La Rocque HarbourをみたあとにGlass Churchに行こうとか言っていたのだが、、La Rocque Harbourの潮が引くところも見たいということになり、急きょ予定を変更して、Gorey Pierに行ってのんびりして、お昼ご飯を食べてから1時ごろに戻ってこようということになり、1番のバスでGorey Pierへ。ベンチに座ってのんびりしたりお散歩をしてから、お昼をどこで食べるか店の前のメニューを見て歩く。結局、前も行ったDolphin Hotelのレストランが一番おいしそうということになる。向かって一番右の入り口がホテルの入り口だが、そこから入るときちんとしたテーブルサービスの食事になるらしい。ホテルの入り口のほうはホテルの客専用かもとも思ったが、聞いたら入れると言われたので今回はそっちに入ってみる。
 満足して、結局デザートまで食べたので予定の1時を過ぎてしまい、バスで、La Rocque Harbourまでもどったら2時前。なので予想より潮はひいていて、すでに大半の船は干上がっていた。お昼を楽しみすぎましたね。なので15分ほどいて1番のバスに乗り、市の中心部方面へ。コンビニのような店でインスタントスープなどを購入し、バスでホテルまで戻る。
明日出発なので、少し荷物の整理。そのあと少しのんびり。それからフロントで明日の空港までのタクシーを予約。去年の教訓がありますから、前日にホテルタクシーを予約してもらうのは重要でしょう。またバスの1番に乗って市の中心部へ。F氏は今日一日でなんと1番のバスに合計7回乗車!すごいですね。親方は実は買い物の際に分かれたので6回しか乗車していません。Hill St.にあるSnow Hill で降りて、歩いてLa Capanninaへ。満足して、また来年とTinoや多くのスタッフとあいさつして、タクシーを呼んでもらう。タクシーに乗ると、もしかして去年も来ていない?と聞かれる。去年もLa Capanninaからホテルまで乗せてもらった運転手だったそうな。狭い島です。帰って寝る。

満潮のLa Rocque Harbour

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9/22 Gatwick経由で帰国

   飛行機がゆっくりなので7時まで寝ている。それから荷物をスーツケースに詰める。いくつか瓶詰とか割れては困るものを買ったし、スーツケースでそれぞれ20kgを超えないようにしないとならないので、スペースと重さを調整しながら詰めていく。8時10分ごろに朝食。いつもの定番の朝食も今年はこれで食べ収めです。チェックアウトが11時だったので、少しホテルの周辺をのんびり歩く。10時半ごろに部屋に戻り、最後の確認をして荷物をフロントまで運び、チェックアウト。11時半のタクシーの予約時刻まですこしあるので、フロントの横の部屋でのんびり過ごす。
 予定の10分前に来てくれたタクシーに乗って空港へ。運転手に12回目なんだ、とか話していたので、タクシーの運転手にまでまた来年、と言ってもらう。まだ出発時刻の2時間以上まえなのでBAのカウンターは空いていて誰もいない。チケット上は預け入れ荷物は二人で二個まで無料と書かれているが、3個目も追加料金なしで受け入れてくれた。ありがたいことです。手荷物検査を受け、中に入る。お昼を食べようかとしたら、食べようと思ったローストビーフバゲットというのが、あと12分かかると言われる。まだ12時の少し前でした。なので、時間の余裕もあるし、また来ると言って待っている。しばらくすると、そのスタッフがローストビーフバゲットらしきものを作っていたので眺めていると、親方に目で合図をくれた。ありがたいねえ、こういうのは。それと今日のスープでお昼。スープは豆とハムのスープ。濃厚で美味しく、パンにあった。ローストビーフバゲットは大変おいしかった。肉もソースもおいしかった。食べにくいのだけが難点だったが、挟まれた肉をフォークで食べることでなんとか解決。食べ終わって13時10分にゲートが表示されるというのを待っていると、案内が出たのでゲートに向かう。
 出発まで特に問題なし。しかし、ガトウィック空港の着陸の順番待ちで結構またされて到着は少し遅れた。しかもゲートははずれのほうで長い距離を歩かなくっちゃいけないし。ヒースロー行のNational Expressのコーチを予約していたが、その時刻ぎりぎりに荷物が出てきて、すぐに向かうが、このコーチは行き先はもっと先の街なのですね。当然ヒースロー行と表示されていると思ったので、どの便かわからず、あわてる。結局わかったが、もう少し時間の余裕をみないといけませんね。Gatwick到着予定から45分は最低余裕が必要ですねえ。このコーチも途中で渋滞に巻き込まれ、また我々が下りるひとつ前に止まったヒースローの第5ターミナルで乗ってくる客が多くてここで15分かかったなどで、到着も遅れた。
 最近海外に慣れてきて、なんとかなると思ってしまっているのか、もう少し余裕を見た日程にしないとだめですねえ。JerseyからGatwickへの便は、朝と夕方がほとんどで、今回使った13:50が昼の唯一の便なので、こうなったのですが。この前の便なら余裕はあるのだけど、そうなるとヒースローで5、6時間待つことになるのでねえ。なんとか出発2時間前にチェックインできたので結果は問題なかったでしたが、F氏が空港でしようとしていた免税手続きは、時間がないのであきらめることにしてしまいましたからね。

空港のローストビーフバゲット
空港のローストビーフバゲット

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