ジャージー旅行記(2011.8.6〜8.10)

Jersey旅行の準備

今年は計画を立て始めたのが4月の初め。日程を考えて、今年はお盆の前に行くことにする。ホテルの周辺でやるSeaside Festivalを見ることにして、日程の関係でBattle of Flowersは見ないことにする。
Jerseyへ行く飛行機は毎年のように状況が変わる。今年の状況を見ると、去年のようにヒースローからの直行便がないだけではなく、Flybeのシャルルドゴール便もなくなった。ヒースロー以外のイギリス国内の都市にはいろいろ行く便があるが、ガトウィックに比較してあまり便利ではない。Zurichから週4便、Genevaから週2便がBlue Islandsという会社から飛んでいるのを見つけて、結構うまく使えるかと思ったのだが、Webをよく見ると、「預けることの可能な荷物のサイズは81cm x 40.5cm x 35.5cm」で、「これを超えるサイズの場合は余裕のある場合には載せられる可能性もあるが、保証はできない」とのこと。いつも使っているスーツケースのサイズを計ると、横幅が58cmあって、全然ダメ。この航空会社は他にもLondon City行きなどもあるが、どれも全く使えないことが判明した。恐ろしいですねえ、Webを詳細に見ないと、現地で荷物を置いていかれてしまいましたね。もうひとつ毎週土曜日のみ、ルフトハンザからDusseldorf便が運航されている。
 いろいろ日程を検討した結果、パリにも行きたかったので、まずANAでパリに行って2泊し、そこから、ルフトハンザでDusseldorf経由でJerseyに行くと、Jerseyに昼前に到着できる。土曜日運航なので、その日に合わせて日程を立てた。帰りは日程の関係上土曜日ではないので、Gatwickに飛ぶことにした。
 ホテルは毎年行っているお気に入りのFort d'AuvergneホテルBattle of Flowersの直前の混んでいる時期で、日程を検討している際には空いていたのだが、飛行機を確定している間に5月半ばに予約を入れたときにはバルコニーつきの部屋が埋まってしまったのは残念。

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8/6 なんとか到着し、ご飯に大満足

 朝が早いので前日はシャルルドゴール空港内のホテルに宿泊。5時に起きて5時45分にチェックアウトし、ターミナル1のルフトハンザのブースに到着したのが6時10分ごろ。長い列ができていたのでそのあとに並ぶ。しかし、そのうちにその列は荷物を預けるための列と気が付き、親方が荷物を持ったままそこに並び続け、F氏に自動チェックイン機でチェックインをしてもらうことにする。しかし遠目で見ているとうまくいかないよう。そのうち飛行機の出発時刻も近付いてきて、なのに列も進まず、あせる。あとで聞くと、自動チェックイン機でなんどやってもはじかれてしまったのだという。そのうちに我々より後に出発する飛行機のファイナルコールがあって、余計に焦る。なにせJersey便は週一回ですから乗り遅れたら全く違う経路で行かないといけない。F氏がスタッフを捕まえてチェックインができない旨を言うと、遅すぎると言われたそうだ。自動チェックイン機は2時間前までしか受け付けないと。DusseldorfまではEU内でパスポートコントロールもないので国際便ほど早くに行かなくても大丈夫と思っていたのが失敗の原因だったようです。それにしても7時の便の2時間前までにチェックインすることが求められていたとは思いませんでした。結局出発20分前の6時40分ごろにF氏に来るように呼ばれて、二人でファーストクラスのカウンターでチェックインと荷物の預けをすませ、走れという指示に従って、ゲートに走る。その結果、なんとか7時発のDusseldorf便に乗れた。よかったです。本当にラッキーとしか言いようがない。あせりました。出発が少し遅れたが、もしかしたら我々のせいか?もしもそうなら本当にごめんなさい。
 Dusseldorfには定刻の8時5分より15分ほど遅れて到着。飛行機はターミナルには着かず、駐機場に止まってバスでゲートへ。乗客のほとんど全員がトランジットの方へ進むのは面白かった。買い物をしてから、EUを出国。そのすぐ先で書類のチェックというのがあり、Jerseyに滞在するのかを聞かれて、そうだと答えるとイギリスの入国カードを渡される。それからF氏は、温かいものが食べたいというが、時間がかかると聞かされ、朝食にハムとチーズのサンドイッチを食べ、親方はコーヒーを飲むと、Jersey便の搭乗時刻9時になる。ゲートに行ってバスに乗り、駐機場まで進むと、見覚えのある場所。なんとシャルルドゴールから乗ってきた飛行機でした!乗客を飛行機に案内してよいか、地上スタッフがタラップを上がってCAに訊ねている間、我々はバスで待っていると、CAも先ほどと同じ人でした。バスの入り口のすぐ前にいた我々をそのCAも見つけ、指差したあと手を振ってきて、それから後ろにいるらしい同僚に、「さっき乗っていた客がまた乗ってくるわ」とでも言っているらしい様子。東洋人は少ないので目立ったのでしょう。すぐに飛行機に乗り込んで、さきほどのCAらに直接あいさつして席に向かうと、チケット手配をお願いした会社の趣味なのか、これまたさっきとまったくおなじ席。こんなことってあるのですね。トイレが故障しているとアナウンスがあり、その修理を始めて、その間に英国の入国カードを記入する。20分遅れで飛行機は出発。あとで気が付きましたが、最初がEU内のフライトで、次が国際便なので、飛行機をゲートにつけるとうまく運用できないのですね。だから駐機場に止まったようです。ただひとつの違いは、パリからの便では朝食がクロワッサン1個でしたが、Jersey行きではバタープレッツェルというドイツパンだったこと。さすがにF氏もクロワッサンから3つ目のパンで、少しだけ食べてやめていました。プレッツェルだけに少し塩味がきついパンでした。
 パリを出た時は雨、Dusseldorfでは晴れでしたが、Jerseyは曇り。飛行機は東から入って、Gorey城やSt. Helierの町、などを見ながら着陸。すると、多くの乗客がコートやジャケットを機内で羽織りだす。中には厚手のコートの人も!そんなに寒いのですか!飛行機を降りて空港の建物まで歩くと、8月の朝10時過ぎだというのに、半袖のポロシャツ一枚の親方には、確かに凍えるよう。他の乗客を見ると、半袖の人は本当に数えるほど。気温が低いのはネットで見ていましたが、これほどとは!入国審査では、EU内の人は簡単だが、いつものように我々はいろいろ聞かれる。だけど、特に厳しくもなく問題なし。その先に行くと、いつももらって情報を集める無料の冊子を手渡してくれる。いつもはラックに並んでいるのを自分で取るのに。もちろん今年も大量においてありましたが。カローセルに行くと、遠目からでもF氏のスーツケースがもう回っているのが見える。そのうち親方のスーツケースもあるのがわかる。あんな短い時間だったのに、シャルルドゴール空港のルフトハンザのスタッフには心から感謝です。たぶん荷物は着かないだろうと半分あきらめていました。乗れただけでラッキーだったのですから。本当にありがたかった。
 いつも来ているので去年のポンドの残りもあり、そのままタクシー乗り場へ。すぐに乗車できた。今回の運転手は高齢で、あまり英語が得意ではないのか、あまりしゃべらないが、特には問題ない。いつものFort d'Auvergneホテルに到着したのが10時40分ごろ。フロントにいたのは初顔のスタッフ。チェックインしようとしたら、部屋が用意できていないと何度もわびるが、そんなの当然でしょう、この時間ですから。あと1時間待ってくれとか言うので、問題ないので午後3時にでも部屋に入れれば十分とか言うと、2時には確実に入れるとか言われる。荷物をフロントに預かってもらって、近くを見て回る。
 隣のホテルだったところは、去年きたときには建設中だったが、きれいなアパートができていた。ひと夏とかの単位で貸している部屋ではないかと想像。海岸側からいつも行くNelson's Eyeの様子をながめると、アンソニーがいないだけでなく、去年のスタッフもひとりもいないので、我々を見ても声をかけてくるようなことはない。明日は日曜日で、ほとんどの店が閉まるので、長袖とか上に羽織る服などでも今日のうちに買いに町の中心まで行こうかとも思っていたが、そうすると今日の昼には町の中心部で食べることになりそう。しかし、やはり到着した日にはいつもNelson's Eyeに食べにくるので、買い物に行かずにここで食べようということにする。
 海岸沿いを眺めながら、ホテルに戻ると1時45分。フロントに行くと、先ほどの人が走って行って、部屋に入れることを確認してくれる。結局名前もなにも書いていないし、サインもしていないけど、チェックインしたことになっているようで、いいのでしょうか?今年は2階の一番端の19号室。服などをスーツケースから出して、片付ける。フロントに電話をして外線がかけられるようにしてから、夕飯のLa Cappanninnaに7時に予約を入れる。今日は土曜日なので混んでいるだろうから、予約すべきと思ったからです。昨日は遅くまで遊んでいて、昨晩は4時間弱しか寝る時間がなく、しかも朝から走って、昼にワイン2本飲んだ上に、まだ時差ボケも残っているという状態だったので、二人ともベッドの上に転がったら熟睡してしまい、5時過ぎに目覚める。結局服を買いに行けませんでした。まあ、長袖も持ってこなかったわけではないので。近くの店に水を買いに行く。このころには天気も晴れて強い日差しが出ていたが、風が冷たく、気温は低い。それから洗面台で洗濯。
 ジャケットを着て革靴を履き、6時40分にホテルを出て、町へ歩いて行く。まずはATMに向かうが、また道を一本間違えて遠回り。クレジットカードで現金をおろしてから、すぐのコンビニでインスタントスープを購入。それからカッパニーナに向かう。大満足して、ホテルに帰って11時過ぎ。風呂に入って、寝る。

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8/7 Seaside Festivalは涙雨

 昨日は昼と夜とでワインを合計4本、プラスその他のお酒も飲み、夜中から飲みすぎで胃が重い。まだ時差ボケもあって、夜中からとぎれとぎれに寝て、やや寝不足。窓から外を見ると朝から強風が吹いていて寒い。起きて、パソコンなどして、9時に朝食へ。いつもの朝食だが、昨日飲みすぎて食欲がなく、軽く食べるだけにする。食事の場で、ホテル滞在者だという証明書をもらう。今日のSeaside Festivalで滞在者以外が、ホテルに入ってくると大混乱になりますので、ホテル滞在者以外はホテルには入れないようにする処置です。もっとも我々は顔パスですから、おそらく不要ですが。
 食後にSeaside Festivalの準備状況を眺めるために、周辺を歩く。Nelson's Eyeでは、昨日の昼に相手をしてくれたお兄ちゃんと、アンソニーが話をしている。あいさつをして、また夜にと言って、引き続いて歩き回る。お昼も食べ、イチゴなどを売っている屋台へ行って、悩んだ末にラズベリーを1パック購入。それからシードルの屋台でDryタイプを1パイントずつ購入し、混雑した中をそれらをもって歩いてホテルの部屋に戻って、シードルを飲み、ラズベリーを食べ、ゆっくりする。祭りは楽しいのですが、人が多すぎて、ホテルの中に戻るとほっとします。
 そうやって部屋でしばらくゆっくり休んでから、フロントの近くに行ってパソコンをWiFiにつなごうとする。ようやく今年からホテルにWiFiが導入されましたので。しかし、なぜかつながらない。まず、フロントの隣の談話室でやっていたが、電波が弱く、フロントの前のテーブルで試すも、ちゃんとつながらない。どうも、つながっている人が多くて、ふさがっているらしい。時間の無駄なので、あきらめて、また後日試すことにして、部屋に戻る。
 16時ごろから雲行きが怪しくなり、風も強くなり、16時15分ごろに豪雨が降り始める。こっちの人たちは少しくらいの雨では傘もささない人が多いが、傘をさそうが全身ずぶぬれになるような強い雨。窓の外のプロムナードにも歩いている人がたくさんいたのに、全く人通りが途絶える。お祭りの屋台はどうしたのでしょう?豪雨は15分ほど降ってから弱まったが、それでも17時ごろまで降っていた。その後もう一度雨が降る。19時半に夕飯を食べにNelson's Eyeへ。この日はSeaside Festivalでもっともにぎわう日のはずで、スタッフもたくさん店内に居るが、店自体は大雨の影響でガラガラ。ご飯を食べおわったころに、アンソニーが来る。明日は?と聞かれるが、予定が立っていないので予約をせずにホテルに帰る。本来は10時に花火が上がるはずだが、その前なのにもうひっそりとしている。Seaside Festivalの屋台も多数がすでに撤去されている。結局花火は上がらず。あまりよい祭りにはならなかったようで残念です。

Seaside Festival

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8/8 買い物の一日

 今朝も寒く、風も強く、毎年やっている朝の散歩に行く気にもならない。8時に朝食を食べ、ホテルの前から9:10の18番のバスに乗ってバスステーションへ。案内所で3日券を購入し、時刻表の冊子ももらう。天気予報では、今日は昨日よりよいようだが、だからといって昨日のように夕方に降る可能性はある。どこに行くか考えた結果、とりあえず10時発のROUTE 26a (Westbound)というバスに乗ることにする。これは新しくできたバスルートで、以前はMy ExplorerのYellowだったルートに近いが、Yellowは終点がDurrellだが、このROUTE 26aはDurrellで折り返さずにそのまま進んでバスステーションに戻ってくる。ちなみにROUTE 26bは逆周りの便である。新しくできた便なので、乗ってみて、天気が悪いようならそのままバスステーションに戻ってきてもいいし、天気がよさそうならDurrellかどこかで降りて遊んでもいいと考えて。しかし、このバスは車窓からの眺めがあまり面白くない。天候も悪くなさそうなので、11時前に到着したDurrellで降りる。
Durrellで降りて驚く。建物の雰囲気が変わっているから。お土産を買い、明日本格的に見ることにしているので、入り口の近くの、Lemurや鳥のあたりをのんびり眺めて回ってから、12:15発のMy ExplorerのGreenに乗って、St. Helierに戻る。バスステーションに着く前に降りようとしたが、ルートを勘違いして降りそこない、結局バスステーションに到着。そこから毎年行っているタイ料理屋のPark Houseまで15分ちょっと歩く。途中で降りられればもっと近かったのですが。それから町に戻って買い物。F氏はいつもの女性服のMonsoon へ。親方は紳士服の店に行くが、今年はネクタイピンのいいものはない。そのほかいくつかの店をうろうろしたが、ほしいものはない。F氏と合流してからマーケットへ行ってネクタリンを2個購入。持ったまま歩いて、Jersey Potteyでお土産の皿を購入。それからBhsへ行って長袖服を2着購入。予想以上に寒いのでねえ。F氏も何着も服を購入していた。それからLa Mare Vineyardの店を見るが、購入はせず。Marks & Spencerに行って、F氏が中国茶などを購入。バスステーションに戻って、18番のバスホテルに戻る。結局雨は降らなかったので、よかった。しばらく部屋で休んで、7時過ぎにNelson's Eyeへ。明日はこの店は休みで、我々はあさってJerseyを離れるので、アンソニーによろしく伝えてくれと言ってホテルに帰る。

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8/9 何度来てもDurrellは楽しいが、蜂は好かない

 朝の天気はここ数日で一番よい。天気予報も今日は大丈夫そうと言っている。8時過ぎにご飯を食べ、9:30の18番のバスでバスステーションへ。9:50発の23番のバスに乗ってDurrellへ。ほぼ満席。10:20ごろに到着。ツアーにFruit Batsが復活したのがうれしい。昼はいつものDodo Restaurant。最後にショップによってから、15:55発のMy ExplorerのGreenのバスで戻る。ホテルの近くのバス停で途中下車して、ホテルに向かう。
 今日も雨が降らなくってよかった。ホテルに戻る前に、Havre des Pasのプールに向かう。、プールでソフトクリームを買い、プールの建物の上に登って海を眺めながら食べる。すると、突然、F氏が「痛い!」と叫ぶ。何かと思うと、ソフトクリームをつかんでいた指を蜂が刺していた。あわてて払うと、蜂のおなかと針だけが残るので、それをつまんで針を抜く。なぜ蜂がいたのかまったく不明。ソフトクリームをつかむための紙ナプキンの上になぜか蜂が居て、それがソフトクリームに巻かれてしまい、そこに指がきたときに刺したのでは、と想像したが、真相は不明。蜂に刺されたらアンモニアという当方に対して、F氏はそれは古い常識だという。とりあえずもっている水で洗うが、効果があったのかどうか。ずっと痛いし、痺れも出てきたという。ホテルに戻ることにして、ホテルのフロントで蜂に刺された旨を話すと、薬局に行くのがいいだろうとアドバイスを受ける。親方は医者の息子で、病院にいくことは考えたが、そこまで大事にすべきかわからなかった。しかし、薬局は盲点だった。言わればそのとおりで、ホテルの近くでときどきその前を通る薬局に行くと、閉まっている。ドアには17:30までと書いていて、時刻は17時5分ほどだからおかしいと、よくよく見ると、少し前に店を閉めて違う場所へ移転した書いてある!何とか通りと書かれても、近いのか遠いのかもわかりません!困ったと思ったとき、ひらめきました。その道をまっすぐ町のほうに向かった先、ランドリーの前にある薬局で2年前にリップクリームを買ったのを思い出しました。歩いて5分ほどのところです。夕方に早く閉まると困るので、親方が先に急いで、F氏にはゆっくり来てもらう。親方が着くと9時半まで開いているという。中に入って状況を説明する。そのころF氏が薬局に到着。表に蜂の絵が描かれた軟膏と、飲み薬を処方してもらう。支払いをしてから、すぐに薬局で水をもらって薬を飲み、軟膏を塗る。もしも呼吸に問題が出たら病院にいくようにアドバイスをもらう。よかったです。
 ホテルに戻って、薬の説明書を読むと、飲み薬は抗ヒスタミン薬だということがわかる。一日一錠と説明書には書いてあるが、薬局では朝晩2回飲むように言われた。説明書には、少なくとも12時間は間隔を空けるように書かれているので、それにしたがって二回飲むことにする。軟膏も、刺されたところ以外に広げるなとか、一日3、4回までという用法に従うことにする。指に軟膏を塗ったままでは行動しにくいので、軟膏の上から絆創膏を張る。
 そのうち予約した時間に近づいたので、カッパニーナに向かうが、その途中のコンビニでポケットティッシュを購入。カッパニーナには7時過ぎに到着。また来夏に来る旨を告げて、タクシーを呼んでもらって帰る。

Fruit Bat

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8/10 夕方まで遊んでから出発

 今朝も天気がよい。明日はBattle of Flowersだが、明日は天気が悪い予報。この島一番の祭りは過去雨だったことはないそうだが、どうなのでしょうか?まあ、今日Jerseyを出る親方たちには今日一日天気がもってくれることがなにより大事ですが。親方は6時前におきてパソコンをやり、また出発に向けて荷物の片付け。しかし、物音を立てても、テレビのニュースの音を大きくしても、昨日の薬の影響なのかF氏は、目覚めない。さすがに荷物を作る必要があるので7時に起こす。蜂に刺された痛みは少しだけよくなったよう。荷物を作って、8時に朝食。朝食の場でアンケートを渡されたので、食後に記入。部屋に戻り、最後の荷物を詰めて、チェックアウト。スーツケースを隣の談話室に保管してもらって、6時ごろに戻ってくるのでよろしくと言って、ホテル前のバス停へ。バス停でバスを待っていると、目の前をフロント係が歩いて通勤してきて、ホテルの客に挨拶。仕事の格好で通勤してくるのですね。9時半の18番バスでバスステーションに行き、9:50発のMy ExplorerのBlueに乗る。乗客が乗り切れず、運転手がどこかに連絡していたので、増便が出るらしい。Corbiere Lighthouseに10:25ごろに到着。のんびり2時間遊んで、12:23発のMy ExplorerのBlueに乗ってSt Ouen's Parish HallでRedに乗り換え、La Mare Wine Estateまで行く予定。Corbiere Lighthouseではバスは一方向にしか通過しないので、Blueのバスも両方向がある。来たバスの運転手に尋ねると、これだというので乗ったが、実は12:17発の逆方向のバスだった。あとで想像するに、St OuenをSt Aubin と聞き間違えられたようである。St Ouenは、I-Love-JerseyというWebによれば、「St Won (like the wan in wander)」と発音せよと書かれている。現地の人が発音しているのを聞いても、よくわからない。うまく発音できない場所のひとつである。こういう地名が多いのは悩ましい。とりあえず間違えているので、St Brelade's Bayでバスを降り、正しい方向の13:09発のBlueに乗りなおすことにする。その際に、運転手には口で言うのではなく、時刻表を見せて、ここに行きたい、ということにする。発音のあいまいな地名はこの手に限ります。ほぼ時刻表どおりに13:45にSt Ouen's Parish Hallに着き、13:57発のMy ExplorerのRedに乗り換えて、終点のLa Mare Wine Estateに14:10に到着。すぐにブドウ畑の隣のテーブルを確保し、のんびり食べて飲んで、一応ショップも覗いて、16:15発の最終のMy ExplorerのRedでバスステーションに戻ったのが17時数分前。17時発の18番のバスを待つも、しばらく来ず、17時15分ごろに着たのに乗って、17時半前に、ホテルに到着。スーツケースを開けて、パソコンや壊れ物をかばんに入れるなど入れ替えをして居る間、タクシーを呼んでもらう。6時前に、朝もいた今年のマネージャーらしい人がやってきて、あいさつ。わざわざ来てくれたようです。去年まで居たマネージャーの顔を一度も見られなかったのが残念。
 タクシーの運転手は話好きで、いろいろな話を聞かせてくれる。ビーチに面しているこのあたりの建物は1軒の価格が百万ポンド以上するんだ、とか、だからイギリス国内に家を持って、ジャージーには月単位で部屋を借りるほうが安いんだ、とか、タクシー業界でプリウスが大人気なのはイギリスのガソリン代が高いから、とか、ホンダも出しているけどトヨタの方が人気だね、とか、ひたすら話し続けて、空港へ。夕方の渋滞で少し時間がかかったけれども、なかなか面白い話でした。18:30ごろに空港到着。ここはイギリスの国内線だから過去の経験上も余裕だと思っていたら、19:45発のGatwick行きのBA便は、45分遅延の予定で余裕がありすぎ。BAのカウンタへ行くと、親方のスーツケースが重量オーバーで詰めなおしを指示される。この後の旅でも何度も厳しくはねられました。どうも、23kgのルールの適用は厳格なようです。以前は重要オーバーならばオーバー分の料金を払えば載せてもらえたのに。特に親方は大きなスーツケースを持ち歩いていて、このスーツケースを満杯まで詰めると服とかがほとんどでも23kgは超えるのが普通。とすると、このスーツケースを使う意味がないということですね。旅の仕方を今後変えないといけないかもしれません。中に入って、La Mare Wine Estateの売店で、Apple Brandyを購入。さっき行ったときの売店では買わなかったのに、やはり買う気になって。買って少しして振り返ると、もうこの売店は閉めていた。我々の乗る便が出発の最終便ですから、空港の大きな売店やカフェなどを除いた小さなショップは閉まるようです。夕飯は到着後にガトウィックのホテルで取る予定なので、カフェで、ビールとチキンナゲット&チップスを軽く食べる。結局45分は遅れず、20:20ごろ離陸して、21時過ぎにガトウィック到着。空港は現在工事中で、狭い通路を長々と歩かされる。明朝の飛行機に乗る予定なので、空港内のホテルにチェックイン。

La Mare Wine Estateでの食事

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