ジャージー旅行記(2009.9.3〜9.9)

Jersey旅行の準備

 今年は親方が春から6月までものすごく忙しく、F氏は初夏から8月末まで特に忙しいという状況で、Jerseyに行く日程がなかなか決められず。9月ということは決まっていたが、ゆっくり検討する時間も無くて、最終決定したのが8月はじめ。遅くなったけどなんとかヨーロッパ往復の飛行機のチケットが入手できたのでよかった。
 去年・一昨年使ったロンドン・ヒースローからJerseyへのbmi便がなくなっている。何社かガトウィック便はあるようだが、2006年と同様にヒースローからガトウィックまで移動する必要があり、これでは日本を出たその日のうちにJerseyに着くことはできない。しかし、新しくFlybeがパリ・シャルルドゴールに運行していることがわかった。週4便であること、シャルルドゴール発Jersey行きは15時台で、日本から着いたその日には乗り継げないこと、安いけれども荷物の重さ制限などがうるさいこと、などの問題があることがわかった。たとえば日本からパリに来てパリに一泊してこの便でJerseyへいくことも考えたが、あまり効率的とは言いがたく、それならばガトウィック経由で入るほうが朝にJerseyに到着して効率がよい。パリで数日遊んでからJerseyに行ってJerseyからその日のうちにパリ乗継で帰国する日程など、いろいろ考えた結果、結局以前も検討したSt. Maloからの船便を使ってJerseyに行くこととした。パリから電車とバスでモンサンミッシェルに寄ってから行こうという案。もっとも、モンサンミッシェルからSt. Maloへのバスは1度乗換えで日に2便しかないので便利とは言いがたいのだが。
 St. MaloからJerseyへのフェリーはCompagnie Corsaireという会社もあるらしいが、Webがフランス語しかなくよくわからないので、Condor Ferries便を利用することとした。Webで申し込もうとすると住所の国名リストに日本が無いので、メールで問い合わせ、FAXでカード情報を送ってチケットを購入し、メールで予約確認票を受け取る。Jerseyからの帰りは上述のFlybe便を使ってシャルルドゴールに行くこととしてWebで予約した。
 ホテルは毎年行っているお気に入りのFort d'Auvergneホテル。ただし、決めるのが遅かったので、6泊続けて部屋が取れない。3泊+3泊で途中で部屋を移動すれば6泊取れることがわかり、そのようにする。Webで予約してもよいが、わかりにくいかもしれないと思い、FAXで予約する。すぐに予約確認のメールが来る。はじめの3泊はバルコニーつきの部屋。残りの3泊はバルコニーの無いSea Viewの部屋。さすがにこのホテルに泊まって海の見えない部屋ではねえ。予約が遅くなったけどなんとか海の見える部屋が取れてよかった。

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9/3 船でJersey到着

 モンサンミッシェルからバスを乗り継いでSt. Maloに到着したのが11時過ぎ。旧市街に行こうとSt. Vincentというバス停で降りると、そこは旧市街の城門のすぐ横で、i(インフォメーション)のそば。まずiに行って情報収集。しかし、スーツケースを預けられるところはないという。そうでしょうね。たぶんそうだとは思いました。iの前の有料トイレを利用してから城内へ。中は道が狭いけどショップやレストランなどが並んでいる。いい町である。買い物をして、適当にお昼を食べていると、やや天候が怪しくなってくる。17:30発のJersey行きのフェリーは、遅くとも40分前に来るようにとのことなので、16時〜16:30の間にフェリー乗り場につくようにと計画していたが、荷物もあるし、天候が怪しいしということで、早めにフェリー乗り場に行くこととする。しばらく待合室で待って、Condor Ferriesのフェリーを使ってJerseyへ入国。出てきたのが最後の最後だったので、もう客は来ないと、タクシーがいなかったら大変と思ったが、一台いて助かった。
 ホテルまでタクシーに乗る。6ポンドほど。タクシーの中で運転手と話をしたが、ホテルのあるHavre des Pasの海辺にあったレストランやホテルがまたこの一年で大きなマンションに変わったと聞き、毎年われわれの泊まるFort d'Auvergneホテルも今年までで来年なったらあそこもなくなるのではといううわさを聞いた、と聞かされ、うわさとはいえ呆然。毎年泊まって大好きなホテルなのに。確かに去年あった隣のホテルはなくなり、5階建ての建物を建てている最中だった。
 ホテルにチェックイン。前にも見たスタッフだが、はじめは我々が前にも泊まったことがあると気がつかず、丁寧に説明。あとであったら、思い出したようだったが。部屋は去年と同じ3階のベランダ付きの部屋27号室。少し変わっている。ベッドカバーも変わったし、ヘッドボードも変わって、頭の上にあったランプがなくなってサイドボードのうえに新しいランプが置かれたのは、だれかが割ったか?ベランダのいすも新しくなっていた。少し休んでから、いつものNelson's Eyeへ。ホテルに帰って風呂に入ったら疲れて寝てしまう。

St. Malo港

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9/4 天気があまりよくないので町でのんびり

 3時半ごろに目が覚める。まだ時差ぼけがあるらしい。また寝なおして明るくなった6時半に目覚める。フランスでは7時過ぎに明るくなったのでそのつもりでいたが、時差があるのでした。洗濯をしたりしてから8時に朝食へ。去年までと同じおいしい朝食でした。すこし部屋でゆっくりして、10時前にでかけようとしてホテルを出たら、強い風が吹いていて雨になっている!さっきは晴れていたのに!あわててホテルに戻って少し待つと、もっと激しく降り始めた!歩いていくつもりがConnexバスで行こうかとか少し待っていて、ふと外を見ると日がさしている。あれれ。この変わりやすい天気は何でしょうね。
 歩いて近く(といっても歩いて10分ちょっとあるが)のATMのあるところへ向かうが、うろ覚えで一本隣の道Grenville St.に行っていてみつからず。地図で確認して、Green St.とLa Colomberieの交差点近くのATMを見つけてクレジットカードからキャッシングでお金を下ろす。それから、Jersey PotteryのCafeにいってWiFiを使うことに。途中ほかの店もFreeでWiFiが使えると書いてあったが、昨年までで確実につながったのでJersey PotteryのCafeへ。ネットを使ってから、12時15分ごろに店を出て、すこし中心地をお散歩。F氏がイギリス赤十字の店でカードを購入。それから去年もいった1ポンドショップに行ったら、店が移転していて、しかも99ペンスショップに変わっているという。住所を調べたら近くなのでそこへ行って、ボックスティッシュや爪きり(拡大鏡つき)等を買う。それから変なものを売っている店を冷やかしたりしてから、また去年も行ったタイ料理屋Park Houseへ。コンビニSPARによって、水やリンゴ、お湯で作るスープなどを購入。F氏が気がついたのだが、イギリスにはコーンスープって滅多にないねえ。なんででしょう?日本だと一番の基本なのに。隣の薬局でリップクリームを買い、歩いてホテルに戻る。
 部屋のベランダでのんびり日に当たりながら読書など。朝と違って暑いくらい。しかし雲で日が隠れると風があって寒いくらい。しばらくベランダにいて、5時半ごろに寒くなって部屋に入るが、眠くなって少しうたたね。これをすると時差ぼけが直らないのは知っているんだけどねえ。7時過ぎに目覚め、7時半に食事に出かける。出かける際にフロントにいたのは去年もいたマネージャーの女性。彼女はデータを見て我々が来ていることは知っている。彼女は本当に安心できます。今日はいつものLa Capannina。そのために親方はネクタイを締め、ジャケットを引っ掛けて革靴で行きました。そうした方がいい店だから。歩いて30分ほどで到着。おいしい食事を楽しんでタクシーを呼んでもらってホテルに帰る。風呂に入って洗濯をしてから寝る。

部屋から見た海に写る満月

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9/5 買い物とバルコニーでのんびり

 夜中にF氏が喘息の発作。昨日は街中を歩いている際にずいぶんタバコを吸いながら歩いている人とすれ違ったからです。屋内ですえないから最近は本当に多いです。そんなこんなで何度か起きては寝てを繰り返す。起き出したのは7時前。今日は朝のご飯の前にお散歩に行くことにして、7時50分にホテルを出て、まずHavre des Pasの公営プールへ。満潮がちょうど8時過ぎだったので、一番潮が満ちているときで、プールは完全に海の中。プールの施設に激しく波が打ち付けているのをずっと眺めていると、中年女性2人組がやってくる。と思うと、おもむろに服を脱いで水着姿になり、荷物を黒いゴミ袋に入れて目立たないところにおいて、波が打ち付けているプールの中に入り、ずっと遠くまで泳いでいってしまった。驚きました。入水時に下手に波に足元をさらわれたら大怪我しそうですもの。泳ぎ始めればいいけど。9月とはいえ気温は低く、朝の気温は12、3℃のはずなんだが寒くないのだろうか?元気な人たちがいるものです。しばらくプールで眺めてから、ホテルのほうに戻り、ホテルの海よりのプロムナードを通って波が打ち付けるのを眺める。もう満潮を超えて引き始めたので、8時50分ごろにホテルに戻って朝食。この時間では席はほぼいっぱいだけど、食事を取りに行く人は少なく、並ぶ必要がないのはよい。いつものおいしい朝食を食べて部屋に戻ったのが9時30分。
 9時45分に部屋を出て、昨日の薬局の反対側にあるランドリーに行ってF氏の洗濯物を依頼。それから、町の中心部に向かって主として服のショッピング。親方は持ってくるのを忘れたウィンドブレーカー(7.99ポンド)。あとF氏にタイピンを1本買ってもらう。あとはF氏の買い物。一体何枚服を買ったのでしょうか?気に入ったものがたくさんあったそうです。結局袋4つ分の買い物をし終わったのが11時半。F氏も満足したとのこと。まだKings St.を半分ほどしか行かないけど、荷物が多すぎるので、途中のコンビニで食料品を買ってホテルに戻ったのが12時前。
 それからバルコニーでお昼。買ってきたパンにターキーハムとチーズをはさんだサンドイッチを作り、あとデリで買ったコールスローサラダやポテトサラダ、ビール、シードル、食後に昨日買っておいたピーチ。サンドイッチ作りにもビールの栓を開けるのもずっとスーツケースに入れっぱなしのソムリエナイフが大活躍。のんびりと外を眺めながらバルコニーで食べるお昼は最高の贅沢ですね。今日は天気もよいし。ときどき日がかげるけど、基本的には晴れてますので。しばらく部屋とバルコニーでのんびりと過ごす。うたた寝をしたり、本を読んだり。バルコニーのある部屋をせっかく借りたのだから、バルコニーで昼間のんびりするのが一番の贅沢というものでしょう。海の干満も、プールで水球をやっているのも、潮の引いた海岸で犬が走り回っているのも!
 4時にホテルを出て、Connexバスの18番に乗ってバスステーションへ。そこからKings St.の反対側の端まで歩き、そこからホテル方向に戻りながら店を見て回る。F氏がピッカリーリが買いたいとのことで、スーパーに入ったが売り切れとのことでなく、マークス&スペンサーズに入って買う。ほかにもなにか変わった瓶詰めを買っていました。あとF氏がAQUAという店で王冠型の指輪を見つけ購入。ここは結構ユニークなデザインのアクセサリを売っています。本店はミラノらしい。また、もう一本今度はコインを使ったタイピンもまたF氏に買ってもらう。そうこうして5時過ぎたのでランドリーに寄って洗濯物を受け取って、ホテルに戻ってくる。
 ホテルで部屋の鍵を受け取る際に、マネージャーの女性がいたので、明日のことを聞く。バルコニーつきの27号室は今晩までで、明日以降は取れなかったため、明日部屋を移動する必要があります。スーツケースにつめて受付の横の部屋に置かせてもらうのかと頼むと、スーツケースにつめておけば部屋に置きっぱなしでかまわないとのこと。運ばなくてよいのは楽でありがたいです。今日はJerseyでは大きなMusic Festival(ロック)をやっているからかやや騒がしい感じで、18時過ぎにNelson's Eyeに。9時過ぎには部屋に戻ってきたが、ベッドの上でそのまま倒れ、12時過ぎまで寝てしまう。それから風呂に入って寝る支度。

ホテルの前のHavre des Pas通りと満潮の海

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9/6 たのしかったけど日曜日は問題が多い

 夜中に何度かおきてやや寝不足。6時台に起きて携帯を使って仕事のWebmailを送る。7時過ぎに荷物のパックをはじめ、スーツケースにつめる。といっても移動はホテルの中だけなので、割れそうな酒瓶などへの配慮は大してしていないが。7時半に終わったので食事の前にお散歩。毎年水を買いに行っているおばあさんがやっている小さな店はまだあったが、おじさんが会計をしていたので、おばあさんのことが心配。戻ってきて8時に一番に食堂に入っていつもの朝ごはん。F氏は昨日見た若者のやっていた、トーストにベーコンとスクランブルエッグをはさんだサンドイッチを自分で作ってナイフ&フォークで食べる試み。あまり上品とは言えないけどおいしかったそうな。
 今日は日曜日でホテルの前を通る18番のConnexバスは休みなので、歩いてバスステーションまで行く。少し早くつきすぎて、予定していた9時45分のIsland ExplorerのGreenよりもずいぶん早く着く。バスステーションのインフォメーションで1日券(6ポンド)を購入すると、もっているかと聞かれて、地図と時刻表をもらえる。Connexバスの時刻表は便利ですね。親方はWebから印刷してきたけど、やはり冊子になっているものは見やすいし、持ちやすいし。これは今後もジャージーにきたら真っ先にもらいましょう。調べると23番のConnexバスが9時35分にあるので、これに乗って、10時にDurrell(Jersey Zoo)に到着。3時過ぎまで見て周り、ショップでお土産も買って出ると3aのConnexバスが待っていたので、それに乗ってバスステーションへ。待ち時間なしでIsland ExplorerのRedに乗って西のJersey Pearlへ。毎年乗っているルートだけど、これに乗って西の海岸や観光地を回るのをバスの上から眺めるだけで楽しい。終了間際のJersey Pearlでトイレを借りて、少しパールを眺めてから、15分で接続のIsland ExplorerBlueに乗ってバスセンターまで帰る。途中酔っ払いのお兄ちゃん6人組とか、観光客とか乗ってきて混雑。でも酔っ払い6人組は騒いでいたけど、高齢者が乗ってきたらちゃんと席を譲るからすばらしい。18番のConnexバスがないので、ホテルまで歩いて帰る。途中、La Capanninaが休みかどうかわからないので遠回りしてみてこようかと提案したが、F氏に却下される。一日たくさん歩いて疲れてホテルに戻った。
 新しい部屋は4号室。2階の東に面した部屋でバスタブはなくシャワーのみ。ホテルの談話室のようなところに大量の客が集まっていて、観光に関する案内を聞いている。どうやら団体客らしい。このホテルでは初めてでしたが、これらがいるので6泊通して部屋を取れなかったようです。迷惑ですね。翌朝話を聞くと、ここだけではなくほかのホテルにも分かれて泊まっているんだそうな。着替えてから町の中心部のLa Capanninaに歩いて向かうが、休みだった。疲れているのに悲しい。うむむ。やはり確認が大事ですね。近くで空車が走っていないので、バスステーションの近くまで行ってタクシーに乗ってNelson's Eyeホテルに帰ると中でビージーズを生演奏している。親方は疲れていたので先に部屋に戻ったが、F氏は聞いていくという。しかし、結局30分ほどで戻ってくる。やっている曲が古すぎて気に入らないそうな。ここの客の年齢に合わせているのでしょう。シャワーを浴び、少し足のマッサージなどして寝る。

Durrellのイグアナ

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9/7 ワインヤードは最高

 夜中寒くて起きる。昨日までは南向きの部屋で、少し窓を開けて寝るぐらいが一番心地よかったのでそうしていたのだが、今日の部屋はそれでは寒い。あとでわかったが、バスルームの明かりをつけると自動的に換気扇が回り、この換気扇が特に強力なため、窓から冷気が入ってくるようです。寒いからもう一枚毛布を使おうかと探すとこの部屋にはない!前の27号室にはもちろんちゃんとあったんですが。窓を閉めてもまだ寒いが寝る。朝は朝日が正面に見えて6時半には起き出す。しかし、昨日の歩き疲れがあって、すこしのんびり。食堂に朝の団体客がたくさんいるだろうから少し遅めに行こうと8時45分の朝ごはんにいくと、席はほとんどないがなんとか入り口の横に空いていて確保できる。食事に並んでいる人はそんなに多くないのでその点は読みどおり。食事をしながら少し隣のおばあさん二人組み(団体客)と話をする。どこがいいとかなんとか。
 10時10分前にホテルの前を出る18番のConnexバスを待つ列が長いが、Connexバスはなぜかほぼ空車だったので問題なく全員乗れる。ほぼ全員高齢者なので、親方たちは最後に乗ってバスステーションまで立っていく。今日は18番のConnexバスの中で一日券を購入。バスステーションについて今日はIsland ExplorerのYellowのバスに乗ろうとゲートまで行くと、15分前なのにすでに列ができている!その上周囲にも人がいるので、待合室の席に座らずにその列に並ぶことにする。結局F氏は席を確保したが親方は立っていくことに。規則でバスに立って乗れる人は13人だかと決まっているので、運転手が数を数えて、あるところで次の待っている人の乗車を拒否。よかったです、乗れて。なにせ1時間に1本の路線ですし。なので途中のバス停でも降りる人がいない限りには乗せない。途中で2人降りたバス停には8人ぐらい待っていたが、乗せてもらえたのは先頭の二人のみ。
 11時前に今日の目的地のVineyardへ。ツアーに参加し、おいしいご飯をのんびり食べて、3時過ぎのIsland ExplorerのYellowに乗ってまたバスステーションに戻る。もう少し時間もあるし、どこかへ行こうと考え、1時間に1本の1bのConnexバスに乗ってGorayの北側にある湾の先のSt. Catherine's Breakwaterへ。1時間いて18時過ぎの最終の1bのConnexバスに乗って市の中心へ戻る。
 ホテルの近くでConnexバスを降りて、近くのおばあさんの店で水を買ってホテルに帰る。ホテルに着くと、バスルームの電気がつかない。バスルームの洗面台の電気だけつくが、暗い。なので、ホテルのフロントに電話をしてフロントにいた今年からのスタッフに言うが、メンテナンスのスタッフがもういないので明日の朝だ、の一点張り。電球を換えるだけなのに、そんなこともできないのね。真っ暗ではないとはいえ、ちょっと不便。それからNelson's Eyeに食べに行く。ホテルに戻って、暗い中でシャワーを浴びて寝る。この電球が切れた以外は大満足の一日だった。

La Mare Vineyards

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9/8 いろいろな教会めぐり

 窓から見える朝焼けがきれいだった。いいお天気で、朝から日差しが強い。到着した3日や翌日にシャワーがあったときには、天気がだめかと思った。寒いので町でウィンドブレーカーも買ったほど。しかし、結局はほとんど不要で、後半は暑いのでTシャツばかり使っている。昨日と違って今朝はホテルの食堂もがらがら。団体がいなくなって昨晩は泊まっている人は少なかったらしい。
 9時半の18番のConnexバスに乗って、バスステーションへ。次にIsland ExplorerのGreenのバスに乗って、La Hougue Bieへ。見終わってGorey方面に行こうとしたが、バス停がよく見ないと見つからない。近くまで行けばわかったが。
 そこから13時前にIsland ExplorerのGreenのバスに乗ってGoreyへ。Goreyでいくつかレストランを見たが、結局去年も行ったドルフィンホテルの一階のレストランで昼食。海岸線を通る1番のConnexバスでバスステーションまで戻るが、海側に席を取ったら、日に当たって暑くて参った。ここからすぐに来る14番のConnexバスで、Glass Churchへ。それからまた14番のバスに乗って、終点のBrelade's Bayへ。ここはいつもConnexバスで通るいい海岸だが、ここにある教会Church of St. Breladeもいい教会らしいという情報でやってきた。実際にGlass Churchとは対照的に古くていい雰囲気の教会だった。浜のバス停に戻って、少し時間があるのでのんびりし、Jersey最後の観光場所として、Corbiere灯台へ行くことにしてIsland ExplorerのBlueラインに乗る。17時半ごろ着く。ここは最終バスは21時まであるが、疲れてもいるし、灯台の近くまでは行かずに手前でのんびりと眺めるだけにする。海面近くにはどこももやがかかっている。18時の12番のConnexバスに乗ってバスステーションへ戻る。もう18番のConnexバスは終了している。疲れているのと、時間を考え、いつもは使わないFort Regentを突っ切るトンネルを通ってホテルに戻るが、やはり排気ガスがひどくて空気が悪い。特にF氏はこういうのに弱いので。渋滞していないだけましだったが。
 ホテルで少し休んでから、La Capanninaへ。いつものことながら、市の中心部の飲食店の入り口付近にはタバコを吸う客が立っていて迷惑。La Capanninaはそういうことがないが、その隣はいつも必ず喫煙客が立っている。タクシーを呼んでもらったが、忘れられたのかなかなか来ず、10時半過ぎにタクシーに乗ってホテルに帰る。

La Hougue Bie

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9/9 さらばJersey

 9並びの今日はジャージーを離れる日。今年も楽しかった。F氏は昨日のトンネルの排ガスのせいかまた夜中にぜんそくの発作。昨日おとといといいお天気で暑かったのに、今朝は天気が悪く、朝日も雲の中で薄暗い。荷物のパックをする。今日のFlybeは、スーツケースがひとり20kgまでで、それを越すとシビアに料金を取る。もちろん、機内持ち込みも10kgまでで、サイズも決まっている。なので、あまりお土産の重いものをスーツケースに入れると超過料金を取られる。とはいえ、液体はスーツケースにしか入れられないので、買ったお酒もジャムも入れるしかないので重くなるのは避けられないが。8時過ぎにご飯を食べに行くと、今日は混んでいる。いつもとは客層が少し違う。いつものおいしい朝ごはんを食べて、少し最後のパックをして、少し休んで、9:45にフロントへ行ってチェックアウトの手続きをし、荷物を隣の部屋に預け、空港までのタクシーを10:45に頼んで、1時間散歩にでる。プールのところに行ってまた少し満潮の波がぶつかるのを眺めていたが、ウィンドブレーカーを着ていても風が寒い。なので、ホテルの前のプロムナードのベンチに座って海を眺める。
 10:35にホテルに戻るとすぐにタクシーがやってくる。タクシーに乗って空港に向かう途中で、湾内に空母が停泊しているのが見える。そういえば散歩のときもジェット機が編隊飛行していたな。あした10日はInternational Air Displayというイベントがあるからですね。空港に行ってチェックインをしようとカウンターへ。スーツケースを計ると二人で47kgと7kgオーバー。手荷物に移し変えるかと言われたが、すでに手荷物にも重いものを移しているので、超過料金を払うことにする。カウンターの反対側のチケット売り場のブースに言って書類を渡して超過料金を払う。100ポンド弱。二人分のチケット代金が110ポンドほどなのだけど、それとほぼ同額です。重いおみやげを買いすぎですね。このカウンターで航空券を発行してもらい、出国審査。これはすぐ。というか、フリーパスのイギリス行きと同じなので、していないのと同じ。スタンプも押さないし。ついで手荷物検査。これが大変!金属探知機は問題なかったが、重い荷物を入れた手荷物がチェックされることに。それもこんな丁寧に見られたことが無いというほど徹底的に。電源が切ってあった携帯電話は電源を入れるように言われる。デジカメも同じ。手荷物と別にしたパソコンは言われなかったけど。そして荷物のポケットというポケットをすべてあさり、親方が持っていた小物をすべて調べました。また、預ける荷物を軽くするために重めの小物を数多く持っていたんですよ、このときは。なので時間のかかること!大体15分かかりました。時間に余裕があるから問題なかったけどね。検査の人もフレンドリーだったし。あとで気がついたのですが、9/11の直前だったからだったようです。
 待合室でお昼を食べることにする。親方はそんなにおなかもすいてなかったので、本日のスープ(パン1個つき)。スープはポテトとリークのスープでした。F氏はフィッシュ&チップス。水のペットボトルも買う。飛行機はボンバルディアのプロペラ機。全体の1/3程度しか乗客はいない。しかし、二人いるCAにひとりがすごい化粧!近くにいるだけで化粧のにおいがひどくて咳き込むほど。ひどいです。公害に近いです。あまり頻繁には横を通らなかったのでなんとか耐えられましたが。飛行機の窓から見ると、小型の軍用ジェット機が何台も止まっている。これも明日のためですね。滑走路に移動する際にも、敷地の外でカメラを構えて待っている人も何人もいました。ほぼ定時の12:45に出発して、定時15:00よりも前にパリのCDGのターミナル1に到着。乗客も少ないので入国の列も並んでいなくてすぐに入国。荷物もすぐに出てきた。

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