ジャージー旅行記(2007.8.4〜8.11)

Jersey旅行の準備

 2年続けて行ったJerseyにほれこみ、今年も行こうと決めたのが3月末。一番混むと聞いているBattle of Flowersのときにホテルを取るなら早い方が良いだろうと、いつものホテルFort d'Auvergne Hotelに予約を入れようとしたが、Webから予約ができない。なぜなら、親方のクレジットカードを更新したばっかりでExpiry Dateが2012年なのに、Webでの予約画面では2011年までしか選択できない。なのでFAXで予約を入れる。すると問題なくOKなのだが、去年まではデポジットとしてあらかじめいくらか送る必要があったのに、今回は何も言われない。へんだなあと思いつつも予約のConfirmationが来ているので問題ないだろうと思う。実際予約金はカードから引き落とされた。
 ついで飛行機の予約。去年でTwin Jetは懲りたが、まだ会社はつぶれてないみたい。今年はBritish Midland航空がLondon HeathrowとJersey間の便を開設したので、これが便利。これを使ってHeathrow経由で行けば日本を出たその日のうちにJerseyに着ける。飛行機の値段はGatwick空港経由の方が安いが、直接はJerseyに入れるのは大きい。8月で原油高のユーロ高で値段は高いが、仕方がないので旅行会社に手配を依頼。
 あとはBattle of Flowersのチケットだけあらかじめインターネットで購入した。

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8/4 Jersey到着

 成田でチェックインし荷物を預けると、直接Jerseyまで荷物が送られるとのことで、便利。成田発ANAは荷物室のドアがロックされずに30分遅れ。しかも台風の影響で風が強い。しばらくシートベルト着用のサインはつきっぱなし。でも結局ヒースローへはあまり遅れず、ほぼ定刻の16:15ごろ到着。まずBritish Midland航空への乗り換え便のターミナルを確認して、ターミナル3から1へバスで移動。それから手荷物検査。同じ時間帯に関空便もセントレア便も着いたらしく日本人ばかり。並ぶのは時間がかかるが、それほど厳しくはない。British Midland航空のカウンタでチケットを入手してから入国検査(これがまた待たされる)をし、British Midlandのゲートへ。これがとてつもなく遠い!途中まで歩いてきたらゲートまであと17分の表示が出て脱力。500ccで1本1.20ポンドというべらぼうに高い水を自動販売機で買って飲む。手荷物検査の前にペットボトルを捨てさせられましたので。時間に余裕があったからいいけど、なかったらこの接続は大変かもしれない。それからしばらく歩いて、British Midlandのゲートへ。少し待合所で待つとゲート番号が表示されたので、ゲートへ。18:10過ぎにゲートが開き、バスに乗る。この飛行機の乗るヒトはこの一台のバスに全員乗る。バスを降りて、飛行機が小さいために大き目のバックは預かるといわれ、飛行機の目の前で預ける。18:40の定刻を少し遅れて出発。この飛行機は席が1+2という右側に偏った席配列の不思議な構造。54人乗りのEMBとかいう会社の小型機。ロンドン上空は珍しく晴れていて下がよく見えた。ジャージーの島もよく見えた。
 ジャージーに降りると、まず飛行機のそばで預けた手荷物を引き取る。だが、地上スタッフが荷物をすべて放り投げており、ものすごく乱暴で壊れていないか心配。とりあえずは大丈夫だったようだが。通路を歩きながらジャージーのパンフレットを集める。次に日本から預けた荷物をカローセルで受け取る。誰も居ない税関を出てから、空港のキャッシャーで現金を引き出そうとするが、動いてない。どこかほかにあるのだろうけど、すぐには見つからず。一応以前使い残していたイギリスポンドを持っているから問題ないが、持ってないヒトはつらいだろう。タクシーでホテルFort d'Auvergne Hotelへ。チップを入れて14ポンド。過去2年はタクシーの運転手も話好きでいろいろ話をしながら行ったのが、今年のタクシーは運転席と後ろとの間にしきりがあるタイプで話はしづらい。ホテルに着くと、去年もいたスタッフが、「久しぶり、よく来た」と声をかけてくれる。こういう歓迎の言葉を受けるとうれしい。今回は(日本流の)3階の34号室。一番端の海岸向きのいい部屋。
 荷物をまとめてから、20時半ごろにまたいつものNelson's Eyeへ。おいしかった。ホテルに帰って寝る。

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8/5 Jersey Seaside Festivalをのんびり楽しむ

 昨晩は暑くて窓を開けて寝たが(部屋にはクーラーなどというものはない!)、明け方は寒い。カモメの鳴くのがうるさくって5時過ぎに目覚める。外を眺めたりしてのんびりして、7時半に散歩に出る。浜辺に行き、途中でJersey Seaside Festivalの準備を見る。去年と同じ場所に同じ人たちがいるところもあるが、微妙に違うところも多い。水を買って帰る。水を部屋においてから8時からの朝食。窓際のよい席に案内してくれる。いい客と認識してもらっているらしい。しかし去年まではトーストは焼いて持ってきてくれたのに、今年はセルフサービスになっている。そのためにパンを焼く列が並んでいる。これは問題だと思う。しかし、あいかわらずおいしい。9時に部屋に戻ってから少しゆっくりする。
 10時前にホテルを出て、町の中心近くまで歩き、フロントで聞いた最寄のATMで現金を引き出す。それから少し町の中心地で買い物でもしようとしたが、日曜日で休みのところが多いのに気がつき、スーパーで水や日焼け止め、ティッシュペーパーなどを買ってホテルの方に戻る。ホテルに戻る前に海岸沿いのプロムナードに並んだクラフトショップを見て歩き、F氏が去年と同じ手作り工芸の店でネックレスを、別の店で髪飾りを購入。ホテルで少しまた休む。去年は少しいろいろ見たら日にも焼けて疲れたので無理をしない。
 日焼け止めを塗って、昼前にまた部屋を出て、Jersey Seaside Festivalを見て歩く。またホテルで休憩して、4時半ごろにまたホテルを出て、うろうろ歩き回って、またホテルで休憩。8時前にまたNelson's Eyeに。

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8/6 3回目のJersey Zooも楽しい

 5時に目覚める。散歩をして8時に朝食。9:10発の18番のバスにのる。これは20分おきにホテルの前を通るConnexのバス。これでバスステーションまで行く。片道1ポンド。ここで9:35発のIsland ExploreのGreenに乗ってJersey Zooへ。片道1.5ポンドで所要時間は35本ほど。帰りは違うバスに乗ることにして、23番のバスに乗って帰る。やはり片道1.5ポンド。ルートがまったく違って、どこを走っているのかさっぱりわからず。住宅地を中心に走っているのがIsland Exploreと違うところ。だけど観光地を回らないので所要時間は短く20分ほど。
 4時前にバスステーションに到着。水を買ってから、4:15発のIsland ExploreのBlue Routeに乗って島の西側を一周して戻ってくることにする。途中で降りないので、1時間半程度乗るけどこれも1.5ポンド。あちこち眺めのよいところを回って面白かったが、夕方にSt.Helierに戻る客も多く、ほぼ満席。ずっと乗っていたので腰が痛くなる。しかし、War Tunnelの手前でBattle of Flowersの花台車を作っている場所も通り過ぎ、面白かった。
 18時前について、明日のバスの時刻表を調べてから、18時発の18番のバスでホテルに戻ってくる。このバスが予想外に混んでいた。服の洗濯をしてホテルで2時間ほど休んで、8時にNelson's Eyeへ。飲みすぎ、ホテルに帰ってシャワーを浴びてバタンキュー。

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8/7 Jersey International Food Festival2007と街歩き

 朝5時ごろ目覚めるも、疲れていてもうひと寝入り。7時ごろ雨音で眼が覚める。外を見たら結構強いシャワー!今日は島の北西の海岸沿いを歩こうかと思っていたが、天気予報を見てもときどきシャワーがあるとのことでやめ、街歩きをすることにする。朝はのんびりして8時半すぎに朝ごはんにいく。いつもよりも遅いので混んでいる。
 部屋に戻ってゆっくりして、10時前に歩いて町の中心へ。主としてQueen St.、Halkett Place、Don St.、King St.沿いの店を見て歩く。主としてF氏がだが。途中で少し雨が降ったり日が照ったりと変わりやすい変な天気。海岸に行かなくってよかった。どこも夏物処分でセールをしている。どうも、Battle of Flowersのころまでが夏の一番のシーズンで、それ以降は少し秋っぽい気候になり、その前までにセールをするようである。確かにVATのないジャージーで50%オフなんていうと、イギリスよりも相当安く感じるだろう。12時半過ぎにWaterfront Car Park(地下駐車場)の屋上の広場でやっているJersey International Food Festival2007というイベントへ。全般においしく、面白かった。
 歩いてインフォメーションまで行って、いろいろ眺め、無料パンフレットをもらい、Battle of Flowersのガイドブックも購入。ここで船会社のパンフレットを見てショック!今回はジャージーから船でSt. Maloへ行ってモンサンミッシェルヘも行こうかと考えていたが、船はともかくフランスに入国してからバスまでの時間がなく、うまくのれるのか怪しいので次回にと思っていた。しかし、このパンフにはモンサンミッシェルの日帰りツアーがあるではないか!それが一年間でたった5回。その一回がなんと今日!昨日気がついていたらこれで遊びにいけたのに。次回は14日でジャージーどころか帰国する日。18番のバスでまたホテルに戻るが、ベルを鳴らしたのに1つ先まで連れて行かれた。まあ、大した距離じゃあないけれど。水を買ってホテルに帰り、少しのんびり寝る。
 6時半にホテルを出て、歩いて町の中心にあるイタリア料理店La Capanninaへ。大満足。また来たいと思う。のんびりと歩いてホテルに戻る。

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8/8 北西部の海岸を歩く

 朝5時半に目覚める。昨日よりは天気は少しよいが、それでも雲が多い。それよりなにより寒い。窓を開けていたからすごく寒い。まあ、最低気温は9度だったらしいのでねえ。今日は島の北西部を歩く予定。8時前にフロントへ行って今日のランチボックスを注文しようとしたら、6分待ってくれと言われる。彼は夜の担当で、できないのだそうな。8時出勤の昼の部の担当者に言ってくれとのこと。待っているときにもうひとつモンサンミッシェル行きのツアーを見つけるが、これは木曜日でBattle of Flowersの日で、これも参加できない。こればっかり。すぐに昼の担当者がきて注文。親方はBLTサンド、F氏はチキンカレーwithマンゴーという変なもの。9時に受け取ることでお願いして朝食へ。
 9時に出発の準備をしてフロントへ行くと少し待って袋に入ったランチ(4.5ポンド)をくれる。これを持ってホテルを出るとすぐ18番のバスが来たのでこれに乗ってバスステーションへ。そこで9:35発の12Aのバスに乗る。バスに乗ろうとしたら車いすの客が乗ろうとして、入り口を操作して車いす用のスロープをつくるのを見るが、結局その車いすの客は違うバスに乗りたかったのだそうで、また元に戻す。12Aのバスに乗ってL'Elacqへ。1.5ポンド。ほぼ満席だが、高齢者の多くは途中のJersey Pearlで降りる。L'Elacq到着は10:10ごろ。ここから島の北西を歩くが、途中にトイレがないので困る。
 L'Elacqから13:05発の12Aのバスに5分ほど乗ってJersey Pearlへ。建物の中にはレストランはあるが、持っているランチを食べることのできるような場所はなかったので、海岸沿いのMilitary Museumの脇の、海に面したドイツ軍の要塞跡の壁の上に乗って砂浜で遊ぶ人たちを眺めながらホテルで作ってもらったランチ。疲れているのか普段飲まないコーラがおいしい。朝から4時間ほどたつのにまだ冷たいのはありがたい。BLTサンドはベーコンの塩気が強く、歩き回ったあとには特においしい。チキンカレーは不思議な味。しかし、全般にはおいしいランチだった。すぐそばのJersey Woolen Millというおみやげ物屋というかドライブインのようなところを覗いてから、再度Jersey Pearlへ。15:02発のIsland ExploreのBlueバスの方が少し時間がかかるが、このバスでSt. Helierに戻る。途中混んできて傍若無人な女の子5人組がうっとうしい。16時前にバスステーション到着。少し街中をショッピング。去年も買い物をしたPrecinctのお土産物屋でファッジやブラックバターを購入。あとはアクセサリーなどを探すが、気に入ったものが見つからず。結局Jersey Pearlのほうがよかったか?歩き回るが収穫がなく、疲れきって17:20発の18番のバスで戻り、近くのショップで水を買ってからホテルに戻る。
 部屋に戻ると、明日からのBattle of Flowersの案内がおいてある。それによると、ランチボックスを作ってもらうのを薦めるとのこと。できるなら前日の夕方までに予約してもらえるとよいとも。今日のお昼はおいしかったので、フロントに行って同じように作ってもらうよう注文。しかし、フロントでは明日でもいいんだけど、って。F氏はオニオン+ピクルス&プラウン(プラウン追加なので+1ポンド)、親方はハム&マスタードにする。部屋に戻り、7時前にNelson's Eyeに。マネージャーが忙しくて話す暇もないので、9時前にホテルに戻る。フロントでアイロン台とアイロンを頼むと、5分で部屋に持っていくといわれる。実際すぐに持ってきてもらう。洗濯物にアイロンをかける。寝ようと思う前にうたたねをしていて、12時に目覚め、風呂に入ってから寝る。

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8/9 Battle of Flowersは貴賓席から

 5時過ぎに目覚める。今日は快晴!5日といい、どうして祭りの日以外は天候がやや不安定なのに、祭りの日はこうも天気がいいのでしょうか?去年もそうだったので不思議。よほどジャージーの人たちは行いがよいのだろうか?朝は少し出発の準備を始める。8時に朝食に行くと、人がいっぱい!やはりJerseyの一年で一番忙しい日というのはだてではない。Battle of Flowersを見に来た宿泊者も多いのだろう。だからこそ昨日のNelson's Eyeもあんなに混んでいてサービスができなかったのだなあと思う。朝食でここまで混んでいるのは初めて。ぜんぜんサービスが間に合っていない。朝食から戻るときにホテルのスタッフから、レディーに、とF氏にピンのついた1輪のカーネーションを渡される。大変すばらしいサービスと感動した。このホテルはこういうところで気が効いているのがよい。
 お願いしていたランチをもらって11時前にホテルを出て、町の中心部へ歩いていく。街中はすごい人!祭りを見に来たヒトと、セールの買い物客の山!とはいえ、よく見ていると個人商店の中にはBattle of Flowersの日は一日休みと書いてあるところもある。ファイルを買ったり、Witchや超自然関連グッズばかり集めた店などを見てまわったりする。
 Battle of Flowersの会場には12時40分ごろに到着。席の場所を探して1時前に席について、ホテルでもらったランチを食べる。オニオン+ピクルス&プラウンはおいしかった。ハム&マスタードはマスタードが効きすぎ!半端ではないマスタードでした。飲み物は今日は水が欲しいと言っておいたので水に。パレードは2時半スタートで、結局終わったのは5時。楽しかった。
 街の繁華街を通ってホテルに向かう途中で、1ポンドショップに入ってバンドエイドを買ったつもり。だけど実際に買ったのは三角巾!何十年ぶりに三角巾を見ました。確かにそう文字で書いてあったけど気がつかず。一番上に1st.+Aidと書いてあったのと、赤いパッケージで勘違いをしましたね。うむむむ。海外で疲れたときによく確認せずに買い物をするとこうなります。
 歩いてホテルに戻ってきたら6時前。はじめのうちに日に当たっていたのでずいぶん日に焼けた。しばらく休んで、8時にNelson's Eyeへ。すいていたのでマネージャーと話もして楽しかった。10時過ぎにホテルに戻る。

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8/10 最後の夜はMoonlight Paradeと酒三昧

 今朝も寒い。もう朝晩は長袖のほうがよい。6時ごろおき、7時に散歩に出る。今まで行ったことがなかったホテルの東側の海岸べりをずっと歩いていって、前から大きなホテルがあると思っていたところが、実はホテルではなく個人のレジデンスだとわかる。浜辺にも下りて歩いてからホテルに戻り、朝食。昨日に比べてあきらかに客が減った印象がある。それとも、昨日夜中まで遊んでいてみな朝が遅いのだろうか?部屋に戻ってすこしのんびり。このところ旅の疲れが出ているので少し休まないと倒れますから。飲みすぎもあるし。
 一度買い物に出て、バンドエイドを購入。といっても、6×10cmのサイズで切って使うというものなので、小さなはさみも一緒に。11時に部屋を出て、Gorey Castleへ行こうとバスを待つが、バスの時刻を勘違いしていることに気がついて、1番のバスの道に行ってそこでバスを拾おうとする。その途中で、Havre de Pasのプールの水が抜かれているのに気がつく。はじめてみました。バス停に向かうと、去年の記憶でバス停だったはずのあたりにバス停がなくなっている。しばらく歩いたが、バス停が見つからず。折角近くに来たからと、Howard Davis Parkという公園へ。ここは有名だそうだが、何で有名なのかはよくわかっていない。まずは公園の脇の教会へ。中に入ると実に雰囲気のあるいい教会だった。それから公園内を散策。真ん中は芝生で横になって日に焼いているヒトなど。周囲にはさまざまな植物が植えられていて楽しい。
 、Howard Davis Parkの北まで来たらもう繁華街が近いので、そっち経由でバス停に行こうかと歩き出したが、そのうちに面倒になって、繁華街でご飯を食べることにして町を歩く。しかし、結局は、Howard Davis Parkのすぐ近くのタイ料理屋Park Houseに入ることにする。おいしくって、面白くって、満足した。また公園を通ってホテルのほうへ戻ってくる。
 プールまで戻って来ると完全に干上がっているので、プールの中に歩いていく。朝はあまり人が居なかったが、プールがなくても身体を焼いている人たちはたくさんいる。プールのそこはコンクリートかと思ったらごつごつした岩。ところどころは大きな岩で危なそうに見える。ときどきはこうやって水を抜いて掃除をするのでしょう。ホテルに帰ってすこしのんびりして、部屋の窓から見たら海が満ちてきてプールにも水が入りはじめていたが、空のプールに水が入る様子はなかなか豪快であった。
 フロントで今日の夕方のホテルからBattle of Flowers会場への送迎バスを頼むと、少し遅いけど、空いているかもしれないから聞いてみると電話をしてくれたら、なんとか空席があった。二人で13.90ポンド。あと、明日の飛行機が早いので早い時間にチェックアウトする旨を伝えると、精算は今晩8時までにするように言われる。タクシーを明朝7時に予約するとともに、モーニングコールも6時にお願いする。部屋に戻ってしばらくすると部屋がノックされるので出てみると、昨日のBattle of Flowersの記事満載の夕刊紙を持ってきてくれたのでした。ぜひ買おうと思っていたのに。希望を言う前にほしいものを持ってきてくれるなんて、サービスとして最高だと感動した。客の欲しいものを本当によくわかっている。
 5時半に予約したNelson's Eyeへ。7時半にホテルに戻り、ホテルの料金の精算。部屋に戻ってから寒くてもよい格好をしてフロントでバスを待つ。予定時刻の8時より少し前にバスが着いて、9時にパレード開始。バスでホテルに戻ってきたのは11時30分。個人的には昼の方が好きだった。
 バスで戻るときにまだNelson's Eyeのドアが開いているのを確認していた。おそらく待っていてくれているだろうとNelson's Eyeへ。明日早いので一杯だけもらって帰ると言ったのに、なんのかんの強いお酒をごちそうになってぐでんぐでんになって1時にホテルに戻る。ホテルに戻ると、ホテルの玄関の鍵が閉まっている。すぐ横のベルを鳴らすと、先日も朝会った夜の担当のフロント係がすぐにきて開けてくれる。何度も我々の顔を見ているので問題なし。部屋に戻ってシャワーを浴びてすぐ寝る。飲みすぎ。

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8/11 さらばJersey又来る日まで

 出発準備のために5時半ごろには起きようと思っていたが、結局目が覚めたのは6時のモーニングコールの数分前。あわてて起き出して出発の準備。まあ、主なものは詰めてあったのでそれほど時間はかからず、着替えや顔を洗うのも含めて6時40分には出発準備完了。フロントに起きていくと、昨晩扉を開けてくれた夜のフロント係が、朝食を食べていけという。昨日の深酒がたたって胃がおかしく、朝食を食べる気分ではなかったし、通常は8時からなのも知っているので、空港で食べるからいいと言ったのだが、コーヒーだけでも飲んでいけと言われ、タクシーが来たらレストランまで呼びにきてくれるというのでコーヒーだけいただく。ありがたいことです。
 7時に来たタクシーに乗って飛行場へ。飛行場へ向かう途中で、昨日のBattle of Flowersの大きな花台車が二台移動しているのを見かける。反対方向だったから問題ないが、大きく、遅いので後ろに渋滞ができていた。移動まで含めていろいろ事前の計画が大変そうであった。
 飛行場についてチェックインをする。今回はBritish Midland航空の来たときと反対の路線でHeathrowへ行き、British Airwaysでシャルルドゴールへ向かうが、航空会社が違うにもかかわらず荷物は直接シャルルドゴールまで送られるんだそうな。British Airwaysのチケットもジャージー空港で発券されたので驚いた。手荷物検査場へ行こうとしたら、F氏が止められる。F氏は手荷物として小さめのリュックサックと、引きずるバッグの二つを持っていたが、これがひっかかった。両方とも手荷物の大きさはクリアしているが、イギリスはテロの影響で「手荷物は一人一つ」と厳しく制限しているからである。親方はニュースでそれを聞いていたのでF氏にはそう言ったのだが、F氏はたかをくくっていた。いわく、女性のバッグは手荷物に含めないものだと。また、日本から来てHeathrowで乗り換える際の手荷物検査ではうるさく言われなかったのもある。そこで、親方のリュックサックは大きく、中身もあまり入っていなかったので、F氏のリュックサックを親方のリュックサックに入れた。それでOK。しかし、手荷物検査場では、いろいろなものをまとめてリュックサックに入れたのでひっかかり、中身を開けて丁寧に検査された。まあ、なにも困るものは入ってないが。
 中に入ると、去年までとは少し待合所のところが変わっていた。セキュリティーの関係らしい。ゲートの指示があるまで座って待つ。まだ胃がおかしくなにも食べる気にはならない。8:15にGate Closeの予定だが実際にゲートへ行けと表示が出たのは8:25すぎ。ゲートへ向かうと、乗客の人数がやけに多い。Battle of Flowersが終わって英国へ戻る旅行客も多いらしく、行きと違って飛行機は130人ぐらい乗れるエアバスのA319が満員。
 1時間ちょっとでHeathrowへ。到着はターミナル1で、ターミナル4へ電車で移動。すでにチケットは発券されているので手荷物検査場へ。ここはジャージー以上に「手荷物は一人一つ」を強く言っていました。ですが、もう経験済みで問題なし。胃の調子はまだおかしいが、朝から何も食べていないのでパブでハムとチーズのパニーニを半分ずつ食べてから、飛行機に乗る。

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