ジャージーのビーチ(ジャージー旅行記)

 ジャージー島の海岸線が80kmあるなかで32kmほどが砂浜なんだそうな。泊まったFort d'Auvergne Hotelの前は基本的には岩礁だが、ところどころに砂浜もあるし、もう少し東へ行ったDicqよりも東はきれいな砂浜。

 朝の7時ごろにFort d'Auvergne Hotelの東側の潮が引いている砂浜に下りてみる。波打ち際まで行く。潮が引いているので結構遠い。何せこのあたりは世界的にも干満の差が激しいところ。親方たちが行ったときも干満の差が5mだった(インフォメーションに書かれていた)ので、潮が引いたときには広い砂浜が出現する。干潮時にだけ道が出現することで有名なフランスのモン・サン・ミッショルのすぐ近くだと考えれば当然ですね。

 不思議なものがあって、砂が細い紐のようになっているものがたくさんある。たぶんなにかの生き物が下にいるんでしょうねえ。しかし、なんだかわからず。ずっと見ると、ときどきその砂の紐が新しく少し伸びたりする。しかし、砂の下を掘っても特にそれらしく生物は見つからず。少し不気味。それから、ここいらの砂浜は平らではなく表面が波打っている。砂が日本の砂浜などに比べて非常に細かいことと関係あるのでしょうか?また、砂の色が違うところもあり、よく見ると上側は白く、下側の砂は黒っぽい場所もあった。そういうところの紐状の砂は、深いところから掘られたものは灰色で、浅いところのものは白い。

 日本に帰ってからF氏がいろいろと調べたところによると、ゴカイの一種らしいとのこと。興味があるので捕まえてきてくださいといわれたそうだが、そんなもの検疫でひっかかるにきまってます。

紐状のもの
砂浜にはこういう紐状のものがたくさんある。満潮時の海岸線のあたりにはなく、もう少し沖側に行ったところに多い。
うねっている砂浜
砂浜は写真のように平らではなくでこぼこになっているところも多い。しかし固いわけではなく、高くなったところに体重をかけるとゆっくり少しずつだが沈んでいく。

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